盾の勇者の成り上がり 7 (MFブックス) [Kindle]

著者 : アネコ・ユサギ

• KADOKAWA (2014年10月25日発売)

感想・レビュー・書評

[ザリガニさんの感想 · 2019年5月27日]

ほぼ1冊丸々バトルだったので、なんだか読んでるこちらまで疲労困憊になった気分です。一気に読まずに休み休み読んだ方がじっくり読めそう。
四聖勇者同士でのゴタゴタは前巻で抱いた期待通り一旦収まりましたね。剣槍弓が行方不明からのエネルギー源兼人質で意識不明だったからという斜め上の収まり方でしたが。しかも尚文は元の世界とは別の世界へ行ったようで、これ、まだまだ四聖勇者同士は和解しませんね？むしろラルク達と和解しそうな…あの三人とても好きなので仲良くなってくれたらそれはそれでとても嬉しいのですが。
前巻でわりとあっさり倒された霊亀、やはり倒されてませんでした。飛躍的に強くなって大抵の攻撃は防げるようになった尚文が、長時間の耐久戦でボロボロになる展開は熱い。やっぱり主人公は苦戦に苦戦を重ねてからの勝利という王道が好きです。万事休すのタイミングで現れるフィトリア最高にかっこいい。
背中に町乗せてるような巨体の足に人一人しがみついた程度で動きを制限できるのか、という疑問はアニメで解消されたりするのでしょうか。
キーパーソンの一人だったオストはやはり今回限りでしたか…。万能サポーターな上に美人でめちゃくちゃ健気な性格という最強ヒロイン要素を搭載しているからそうなる予感はしていました…。フィトリアといいオストといい、尚文は強い盾と一緒に期待を託されますね。
いよいよ剣槍弓の勇者の評判が落ちただけでなく、錬の仲間は全滅して元康と樹は仲間に逃げられたわけですが、尚文が異世界に行ってしまったからこの辺りの問題はまだ先の巻？瀕死状態からの回復期間で尚文が異世界に行って、帰ってきてからは三人のメンタルケアなんてことになりそう。
今回の黒幕もそうですが、このシリーズは他作品なら強くなった主人公達に瞬殺されてるか一番最初の犠牲者になるかしていそうな小物全開の悪役がめちゃくちゃしぶといですね。そこが面白いところの一つだと思うのですが、この先知的で威圧的なザ・魔王みたいな敵は出てくるのだろうか。

[かりおんさんの感想 · 2015年11月15日]

前回頭をふっ飛ばした亀はまだ死んでいなかった．
そして行方不明になった三馬鹿は一体何処に…．

ゲストヒロインは表紙の後ろの方に居る
中華っぽい美女ですって．

三馬鹿が使えなさすぎる．
なんなの？
もう死ぬの？
死んだら代わりを用意できるんじゃないの？
再びの誘拐だろうけど．
もし次を用意できるのなら
とっとと始末した方が世界の為だよな．

亀の次に存在を仄めかされる鳳凰．
ということは青龍と白虎も居そうな雰囲気ですね．

[komei666さんの感想 · 2015年10月13日]

霊亀との闘い。そしてさらに異世界へ。