いちご同盟 (集英社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 終盤の主人公みたいな、溢れ出る気持ちに任せて音で自分の感情を表現できるようになりたいなと思った。

  • 読み終わりました。
    ページ数はそこまでなく、すんなりと読めました。

    15歳。
    いわゆる思春期の時に読んでおけば良かったなぁと読み終わった時しみじみと思った。

  • 生きるって事の意味。こんな捉え方があるのか。こういう場面に出会したら、そうなるかも。学生時代に亡くなった友達。自殺した先輩。心の中の何処かにしっかり覚えておこうという意識がある。

  • とても儚く美しく、でも苦しいほど切ないような物語でした。

  • 四月は君の嘘で気になって読みました。
    惹きこまれる本でした。

  • 書体が好き。儚い。

  • さまざまな難病ものといわれる作品は数あれどこの作品にはやはり他にはない美しさがあります。
    それぞれの登場人物の感情をつぶさに繊細に描いていて感情移入せざるを得ません。
    短い物語ではあるれど強く胸に訴えるものがこの作品にはあります。
    必読。

  • 直美は良一のどこに惹かれたのかな。

    良一は直美の言葉をどのように受け止めたのかな。

  • ずっと読んでみたかったんだ。ピアノ少年良一は闘病中の直美を好きになる。でも直美には徹也がいて、でもお互い好きで。声が出なくっても直美が「あなたがすき」「しぬほどすき」って言うシーンは刺さった。十五歳の時に、直美のことを死ぬまで忘れずにいようっていう同盟を組んだからいちご同盟。センター試験の問題に出てきて、それからずっと読みたかったのだ。

  • Kindleではなく、図書館で借りて読んだ。
    三田誠広さんの本は初めて。
    15歳の少年の繊細で危うい心情が痛いほど伝わった。
    主人公が心酔している本が本だけに、心配しながら読んだが、前向きでよい終わり方だった。
    ただ、読み終わったときは静かに涙が流れた。

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著者プロフィール

(みた・まさひろ)小説家、武蔵野大学名誉教授。1948年生まれ。1977年、「僕って何」で芥川賞受賞。主な作品に、『いちご同盟』、『釈迦と維摩 小説維摩経』『桓武天皇 平安の覇王』、『空海』、『日蓮』、『[新釈]罪と罰 スヴィドリガイロフの死』、『[新釈]白痴 書かれざる物語』、『[新釈]悪霊 神の姿をした人』、『親鸞』、『尼将軍』、『天海』などがある。日本文藝家協会副理事長、日本文藝著作権センター事務局長も務める。

「2022年 『小説集 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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