ピルグリム〔1〕 名前のない男たち [Kindle]

  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • 2014年のあちらこちらのベストに入ってるので読んでみた。
    あまりよく内容は知らずして、でも大河小説っぽく、いろんな人のいろんな人生が語られるのかな、好きな感じかも、と読みはじめたんだけど、イスラム世界あり、スパイあり、テロあり、911あり、で、おおなんだか現代的だ、とか思ったり。確かにいろんな人の人生が語られるようで、おもしろい!
    しかししかし、これまで読んできた本すべてあわせて、グロテスクさではトップクラスに入るといっても過言ではないかも、っていうシーンがあって。。。忘れられなそう。。。ほかに陰惨なシーンもかなり多くて、それがちょっと。。。

    わたし、これからは、ページターナーだけれどもグロテスクなシーンがないミステリ、ってのをさがしていきたいかも、と思いました。。。

  • ホテルで殺人事件が起きた。部屋の雰囲気から宿泊者は女と思われる。刑事と元諜報員が事件を追う。
    本巻は諜報員や刑事、今後敵対するだろうテロリストの背景が語られ、事件については未解決である
    シリーズものとは知っていたが、連続しているとは知らず
    中途半端な気持ちにとりあえず3巻まで読みたいと思う。

  • 米国の諜報機関に採用され、闇の活動を続けていた「わたし」。9.11をきっかけに諜報に限界を感じた「わたし」は、引退を決意する。名前のない「わたし」が再び名前を取り戻し、普通の生活を始められるのか…。

    ここにもう一人の重要な登場人物がいる。
    サウジアラビアの王族に父親をなぶり殺され、復讐を誓う「サラセン」
    しかし、「近くの敵」を倒すには、それを支援する「遠くの敵」を倒さねばならないという啓示を受け、米国へのテロを計画する。

    第1巻は、この二人の来歴が描かれ、そして「サラセン」が計画を実行し始める。

    第3巻まであり、それぞれが400ページ近くある。
    第2巻からは本格的なテロとの戦いになるだろうから、この先が楽しみ。

  • 出だしは快調で、なかなか面白い。
    少々、凝りすぎでは?
    この調子で最後までいけたら、すごいなという予感。
    「ミレニアム」の方が素直で、分かりやすかった。

  • 読み始めたらやめられない、という本ですね。
    ぜひ映画でもみてみたいです。

  • 「ピルグリム〈1〉名前のない男たち」(テリー ヘイズ:山中朝晶 訳)を読んだ。これはすごいなあ。あの『9・11』がアメリカ合衆国とアメリカ人の心にどれだけの深い傷を残したのかということに改めて気付かされる。久しぶりにズシっとくるミステリー。まだ〈2〉と〈3〉があるんだけどね。

  • スパイ小説の復活!という感じで読んでいてわくわくした。冷戦構造の崩壊とともに、スパイ物も鳴りを潜めた感じあったが、本作はまさに、テロ時代のスパイ小説といえるのではないだろうか。プロのなんたるかが綿密に描かれていて飽きさせない。「名前のない男たち」という題も秀逸だ。

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