走れメロス (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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レビュー : 2
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感想・レビュー・書評

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  • 「富嶽百景」
    おちゃめで爽やかな終わり方がよかったです。そういえば、国語の教科書に載っていたなぁと懐かしく思いました。

    「畜犬談」
    なんだろうこのおかしみは。最後はほっとしました。

    「おしゃれ童子」
    痛々しいけれど、おもしろい。どうしようもない気持ちになります。意地なのか、本気なのか…。

    「駆け込み訴え」
    イエスに対する愛と憎しみの入り混じった感情。緊迫感が半端なく、一気に読みました。迫力のある一編でした。
    森山未来さんがこの作品をモチーフに舞台をされたとのことです。観たかった!

    「走れメロス」
    教科書で読んだときは思わなかったのに、太宰作品をいくつか読んだ後にはメロスでさえダメ男に見える…。最後は涙ぐんだのですけどね…

    「東京八景」
    自伝的作品。うだうだしやがって...ちゃんと生きろ!と読み進めるのだけど、妙に希望と力を感じさせる終わり方。ちょっと煙に巻かれた感はあるけれど。

    他4編。意外とおもしろく読めました…!

    昔、「人間失格」を挫折してしまったのですが、長編も挑戦してみたいです。

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著者プロフィール

1909年6月、青森県生れ。学生時代から小説の創作を始める。東大仏文科入学を機に上京。在学中に非合法運動に従事するもやがて転向し、以降、本格的な執筆活動を開始する。1935年に「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。1939年に結婚し、「富嶽百景」や「女生徒」、「走れメロス」などを発表。戦後には『斜陽』がベストセラーとなり、流行作家となる。「人間失格」を発表した1948年の6月に、玉川上水で入水自殺。織田作之助、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれた。

「2019年 『太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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