電通 洗脳広告代理店 [Kindle]

著者 :
  • サイゾー
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感想・レビュー・書評

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  • こうして日本人の愚民化が進む。
    昨今の紅麹事件も、恐らく官から発注されているのだろう。
    昨日、家で会話に上ったので聞いてみたら、家内は小林製薬の製品の問題と信じて疑っていないことがわかった。そんなわけなかろう。同社は献金しない、天下りを受け付けないとも言われていたが、このことも選ばれた背景にあるのだろう。

    こうしたことは国が国民の税金を使って発注している疑いが濃い。それは本書タイトル「電通」を経由して行われるケースが目立つ。
    これは中抜きされ、政治家にキックバックされる。そして国民は(自らのお金で)洗脳される。なんとも由々しき事態だ。

    https://x.com/fuuto2dan/status/1771349615742480853?s=20
    https://twitter.com/i/status/1771083881795789242
    https://twitter.com/i/status/1747519161943892238

    ーーー

    位置No.678
     「米国の保険業界が、日本の郵政民営化を実現するために、米国の独占的広告会社を通じて日本の広告代独占企業(原文ママ)である「電通」に、日本国民が『民営化は善、官営は悪』と考えるようにするコマーシャルを依頼した。その金額は5000送円といわれている。この計画は実行された」と書いたことがあった。

    位置No.1343
     放送法第3条には、「放送番組は、法律に定める場合でなければ、何人からも干渉され又は規律されることがない。」とある。ところが実際は、電通によるメディア干渉があからさまになされている。明らかに放送法違反である。

    位置No.1463
     現在のメディアは権力の監視役どころか、権力に魂を売り渡した洗脳マシンと化してしまった。そんな状況を改善するための方法の一つとして、電通を解体することによって私たちの手にもう一度メディアを取り戻すことが必要である。だが、一筋縄ではいかないことは十分予想できる。

    位置No.1654
     その原因の一端は私たち一般市民の側にもある。さまざまなことをしたたかに仕掛けてくる権力者たちのやり口に対して、一般市民はあまりにも無知なのだ。権力者にとって一般市民は無知で賢くないほうがいい。
     一般市民に賢くなられては、自分たちのやり口を見抜かれてしまう。ずっとお笑い番組を見続けて、何も考えずに大口を開けて笑い続けてもらうに限る。その合間に、サブリミナル的にCMでも入れておけば、思考停止状態の一般市民は喜んで買い物をしてくれることだろう。
     それではまずいということに、気づいてほしい。

  • 苫米地さんの洗脳シリーズ。
    今回はテレビメディアとズブズブな電通の闇に迫っている。
    電通は、共同通信社と時事通信と元々同じ会社だったというのは知らなかったからビックリ。
    元々の創業者は純粋なジャーナリストだったらしい。
    それが敗戦を経て、GHQの手先になってしまったらしい。

    電通批判はメディアのタブーらしいが、それなら数年前の祭さん過労死事件が、あんなに報道されたのは何故なのか疑問が残る。
    この本に書かれていることが真実なら、いくらでも握り潰せそうな気がするが。

  • 電通についてここまでおおっぴろげに批判するのは珍しい。
    これこそ苫米地英人と思わせる本。洗脳は怖い。。。

  • 恐ろしい会社でプライドを持って働く社員たち。人間のプライドなんて所詮こんなにちっぽけなものなんだな。

  • 花形と呼ばれる広告業だが闇は深い様子。我々消費者は歪められたメディアから何を得るか、ますますリテラシの必要性を感じる。プロダクト・プレイスメントと呼ばれる広告手法では餌食にされた記憶が多々ある。これからの時代を生きるために情報の咀嚼が大切と気づかされる内容。

  • 電通は圧倒的な広告シェアを持っているからこそ、メディアを意のままにできる立ち位置にいるという。それは広告主にとって都合の悪い情報をカットさせるだけでなく、時に非を是とするキャンペーンをも仕掛けることもできる。それこそがメディアを使った国民への洗脳なのだと、著者は警笛を鳴らしています。また広告主は企業とは限りません。まさかあの小泉元首相が声高に掲げ実現した「郵政民営化」も裏で電通が手引きしていたとは。そんな思いもしなかった事例が数々出てきます。その一つ一つが本当に事実だとしたら怖いだけでは済まされませんね。著者はオウム真理教の信者に対する脱洗脳作業に膨大な時間を取られたほどですから、洗脳の恐ろしさは身に染みて分かっているでしょう。だからこそ、大半の日本国民が電通によって洗脳状態にさせられていることに、より危機感を抱いているんだろうと思います。

  • 妄想の世界か?

    銀行のシステムのくだりはまったくもって間違っている。調査していない,単なる思い込みで書いている。

  • 諜報機関の戦いが面白そう。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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