黒蝶のサイケデリカ - PS Vita

  • アイディアファクトリー
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4995857093700

感想・レビュー・書評

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  • 糖度が低いっていうかシュガーフリー。
    一週目に共通bestと共通batしか選べないというちょっと変わったシステム。そして基本一本道。最後にちょろっと各ルートに入っていくタイプなので、二週目以降はED回収がめちゃめちゃ早い。
    一週目で気に入ったキャラがまさかのまさかだったので、衝撃が大きかった。そしてポーズが所々ダサイのが笑いを誘う。
    いちゃいちゃチュー♡みたいなのはない。お互い後悔があって苦しみがあって…ととにかく重い。メリバばっかり。「わぁよかったね☆」と心から思えるEDがない。
    乙女ゲームとしてはどうなんだろう。男女比率を直せば一般でもいけそうな、甘くない、物語性の強いゲームだった。
    緋影ルートが一番好きかな。

  • サイケデリカシリーズ1作目
    主人公には最初イラッとする所もあるけど謎を解いていく感じが面白い。
    プレイ前最推しがメリバしなかなくて泣いた
    あの2人が今後どうなるのか気になったら2作目灰鷹のサイケデリカをプレイ

  • 乙女ゲーム初心者向け。わりと一本道のシナリオで珍しいチャート式。乙女ゲーム界ではかなり異色というかチャレンジしてる作品。世界観もスチルも文句なしに素晴らしいけれど、これを乙女ゲームといえるかは微妙なところ。糖度はほぼない。
    ▼(以下5点満点で基準値3)
    シナリオ★★★★4
    スチル★★★★★5
    世界観★★★★★5
    音楽★★★★★5
    糖度★1
    システム★★★★★5


  • 短すぎるきらいはあるけどコンパクトによく纏まった内容だったと思う。絵も中の人もすごくよかった。攻略対象も皆違って皆よかったね。

  • これはゲーム…なのか…?と思うくらい、途中やることがなく、ただただ◯ボタンで進めるだけ。選択肢で分岐は変わるものの、これ、ゲームの体裁を取る必要あったんだろうか。ドラマCDじゃダメ?
    山都(タクヤ)ENDに進んだけど、それまでのシリアスな展開から急に乙女ゲームになってビックリした。底に至るまで、恋愛っぽい流れ全然なかったじゃないですか…。ただ、見た目&性格的には山都くん推し。

  • 【主人公】
    記憶を失い不思議な館に辿り着いた高校生の女の子。
    派手な特徴がある訳ではないのですが、どこか癖があるというか、
    人によっては合わない方もいるんじゃないかなー、という性格の女の子でした。

    乙女ゲームらしく、お人よしで向こう見ずな行動をとることが多い一方で、同時に”保身”を頭の片隅で考えている、自分を傷付ける真相から(意識的にも、無意識にも)目をそらし続けているところなどが人によっては気に食わない要素になるかも。

    【攻略対象】
    ●緋影
    ⇒クールなまとめ役。
    冷静で頭が切れるため、みんなにアドバイスをしたり、まとめ役を買って出ることが多い。
    基本的にはクールなのですが、たまに見せる優しさが素敵。

    ●山都
    ⇒ツンデレ。
    言葉遣いは荒いし、主人公に対してもぶっきらぼうに振る舞うものの、心根は優しい男の子。
    初期はツンケンしている分、心を開いてくれた後の無邪気な笑顔にキュンとします。

    ●鉤翅
    ⇒優しく穏やかな紳士。
    料理スキルが高く、物腰柔らかなお兄さんポジション。
    甘やかしてくれるし、優しい人であることには間違いないのですが、狂気を内包しているというか、あまり表面には出てないけど主人公への執着心は人一倍強そう。

    ●鴉翅
    ⇒女たらしっぽい、チャラい言動の少年。
    主人公に迫ってみたり、「人を信じていない」と突き放してみたり、言動が安定しないところが多々ある様子。
    大人っぽく見せかけてはいますが、登場人物の中で一番内面が幼いと思います。

    ●紋白
    ⇒隠しなんですかね??
    館で出会う不思議な少年。天然無邪気系で言動が幼い。
    ただし、内面はかなり達観していそう。

    【システム】
    主人公含めフルボイス。
    初回はベストエンドのみ攻略可能。
    お話の真相を知った後でそれぞれのキャラクターとのお話を紡ぐことになる、という不思議な構成。
    様々な分岐の中に各キャラクターとの結末や過去、「もしこのとき違う行動を取っていたら…」の”IF"ストーリーが展開されます。

    <フローチャート>
    物語の流れが図面化されています。
    フローチャートから、プレイヤーはいつでも任意の章をプレイを開始することができます。
    また、「黒蝶狩り」で得たポイントを使用しサブシナリオを開放していくことでキャラクターのストーリーを進めることが可能に。
    キャラクターを攻略するのにどのサブシナリオを見ている必要があるのか不明なので、開放できるサブシナリオはどんどん開放するのが正解。

    <黒蝶狩り>
    画面に表示される「蝶」をタッチでロックオンし、画面の「Shoot」ボタンで撃つミニゲーム。
    ランクA、およびS獲得でそれぞれトロフィーがあります。
    得点に応じてポイントを獲得できます(※サブシナリオを開放するのに必須)。
    具体的には、画面に表示される蝶を7匹くらいまとめてロックオンし、撃つ。
    (ちなみに、蝶の色が鮮やかである方が得点が伸びます。なるべく鮮やかな蝶をロックオンして撃ちましょう)

    なお、プレイを続けているとプレイヤーのランクが上がっていくため、高得点が取りやすくなります。
    初回はランクCでも、終盤ではランクSが余裕でとれるので(プレイヤーの腕が上がっていなくても)あまり気負わずプレイするのが良いかと思われます。

    【ストーリー】
    <<主軸>>
    主人公は不思議な館で目を覚まし、自身と同じ境遇の男性4人と出会う。
    自分が誰なのか、全ての記憶を失った中、仲間たちと一緒に化け物と戦う日々。
    化け物が落とす”万華鏡の欠片”を集めながら、主人公たちは自身が何者なのかを探り、日常へ戻る方法を模索することになる。

    初回は真相がわからない為、脱出ゲームのようなハラハラ感を味わうことができます。
    黒幕が誰なのか、館に隠された真相は何なのか、主人公はどうして館に迷い込んだのか…。
    それらの答えが出た後に、サブシナリオによる補足やキャラクターの掘り下げ、それぞれの結末、主人公がもし「他の選択をしていたら」の異なる未来などが描かれる構成。

    とても尺が短いので超大作とは言い難いし、「シナリオすごい!」という感じでもないけれど、巧くまとまっていて工夫された構成だなぁと思います。
    2周目以降は主軸がまったく同じなのでかなり短時間で終わってしまいますが、サクサク遊ぶにはちょうど良い長さ。
    ちなみに私は
    大団円⇒鉤翅⇒紋白⇒山都⇒鴉翅⇒緋影
    …の順番で攻略しています。この順番で概ね満足しています。

    <<恋愛要素>>
    いかんせん全員が比較的早い段階で主人公に思いを寄せるので、「好きになる過程」を楽しむことは難しいかも。
    ただ、一部を除き、甘酸っぱい恋愛イベントは用意されているので、恋愛の雰囲気を味わうことはできそう。
    近年の作品では珍しくなった、「エンディングで思いが通じる」形式なので甘さやイチャイチャ感を求めている人には今一歩刺激が足りなさそう。
    ただ、私個人はこの程度の恋愛要素でも充分に楽しめました。

    【感想】
    かなりサクサクと終えることができました。
    初回もサクサク進みますが、それ以上に周回があまりに楽ちんなので、休日が1~2日あればフルコンプは余裕。
    …最近ゲームに時間をあまり取れない自分にとっては有り難い尺でしたが、人によっては「このボリュームでフルプライスなの?!」って思う程かも。

    シナリオの構成が凝っていて、初回に大団円、その後に各キャラクター、最後に「もしあの時違う選択肢を選んでいたら…」のIF、と展開していきます。
    お話について深く語ることが即ちネタバレに直結してしまうので、どんなお話なのかを一切伝えられないのが実につらいw

    作品としては”異質”な乙女ゲームで、”プレイヤーをキャラクターに恋させる”要素は薄いです。
    主人公が声付きなのもあって、あくまで主人公と男性陣の出来事を見守るスタンスなので、じっくり恋を楽しみたい人、キャラクターと自分とが恋をする内容を求めている人にはお勧めしづらいかもしれません。

  • 主人公の紅百合ちゃんが中原麻衣ちゃんというこで購入。
    乙女ゲーム?とは言いづらいゲームでした。
    シナリオは短くてコンプリートまで時間はかからなかったのですが、内容が濃いかったので気にならなかったです。
    幼馴染み好きに楽しいゲームでした。
    好きなキャラは紋白さんと山都くんです。

  • 世界観が綺麗。
    キャラクターも個性があるし、ミニストーリーもあって5人の何気ない日常の掛け合い面白かった。
    ただキャラクター分岐からのストーリーはすごく短いので、いまいちやり込めた感がないかなσ(^_^;)

    それに鉤翅がすでに死んでいる分、みんなハッピーエンドにはなりえないし、少しシリアスな部分あり。
    自分的には甘々でハッピーエンドがよいから入り込めなかったかも。

  • 初回はフローチャートを確認しながらショートストーリーを解放し、解放具合でその先の話が進行可能になります。
    約半分は二周目以降からというかなりのルート制限があり好感度依存で進行してゆくタイプのゲームより少し面倒臭いところがありますが選択肢自体はそんなに多くないです。
    ・・・私も最初こそダラダラやってましたがもう後半は殆どうるうるしながら進めていました。すごく切ないです。
    ストーリーが感情移入できる内容とは言い難いので、乙女ゲームというよりもただ単にビジュアルノベルとして考えた方が良いと思います。

    ストーリーが新鮮だったのでそれ自体はもっと評価を高くしたいんですがどうにもアクションシステムの存在とか他諸々中途半端でもやもや感があるのと、乙女ゲームとして考えるなら人を選びそうなので星3にしました。

    個人的には緋影を最後もしくは結構後半にやった方が盛り上がると思います。

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