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感想・レビュー・書評
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「昭和元禄落語心中」の前知識があったので、ラストで一気に腑に落ちた。旅行者か、旅人か。一度穿たれた穴は塞がることはないのか。お金は、人そのもの。
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3年ほど前になるけれど、たしか王様のブランチで紹介されてて読みたいと思った。川村元気さんという人物にも惹かれていた部分があったのかもしれない。
お金と幸せの答えを巡って考えさせられる本ではあったが、読んでいる最中には話の展開が気になって考える時間も作らず読み進めてしまった。結局わたしは本に載った答えを探していたのかもしれないけれど、最後までその答えははっきりと書いてはいなかった。
たぶんお金と幸せは比例するわけではないけれど、それでもお金があれば選択肢が増えたり友人と比較して少し優越感に浸れるという事実はあるのかもしれない。お金を持ちすぎて不幸になったという人は、まだ自分の人生では出会ったことないが、お金持ちでも仕事だけの日常で家族とは離れ離れになり寂しそうにしている人は見たことがある。
それよりも自分がこの本を読んで印象に残ったのは、日本人が海外の人から言われているという言葉だった。「日本人は死ぬときに1番お金を持っている」。将来を悲願し、不安から逃れるようにお金を貯める気持ちも分かる。ただあるお金を上手に使うことも大切なことであると思う。お金を持っているにも関わらず、できるお金があるにも関わらず、今やりたいことをやらないのはどうなのだろう。本の中で、大金があったらやりたいことというのをセミナーの中で書いていくという場面があった。みんなが大きい家を買うとか世界一周とか書いていて、その中には今できるものも多少あるのではないかと感じた。
お金持ちになったらと想像し、やれることを先延ばしにしている人はどれくらいいるのだろう。そしてその人たちが本当にお金持ちになった時、本当にそれをやるのだろうかと疑問に思った。そこが変わらない限り、大金持ちになっても幸せにはなれない気がした。 -
アマゾンリミテッドで読んだ。期待してたけど、内容的にはイマイチかな。。。
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16.08.25 なかなか面白い
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夢をかなえるゾウのようなストーリー展開。教訓をストーリーに織り込ませていて、自己啓発本を小説自体にしたもの。
お金に対する考え方、必要以上にお金持ち賛美をすることの危険性、もったあとの人間の行動などを描いていた。 -
これはお金の話というよりも、欲の使い方の話だ。
明日を生きるためには、人間は欲を持たなくてはいけない。
確かに欲は人を狂わせることもある。金融詐欺とか賭け事とか。
しかし、欲は明日への活力にもなる。
そのためにお金を欲するならば、それは間違った使い方じゃない。
やりたい事とか欲しいもの、そういう欲がなければ生きていても空虚だ。 -
もしも、、、誰もが思う自分の身に起こったら、、、
そんな擬似体験が出来ます。
そしてどう関わっていくべきか改めて考えさせられます。