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- / ISBN・EAN: 4988142052018
感想・レビュー・書評
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若き弁護士の優雅な日常が、麻薬ビジネスに手
を染めたこと機に崩壊し、彼が命を脅かされて
いく過程を異様なまでの緊迫感とともに移し出
しています。
「ノーカントリー」の原作者コーマック・マッ
カーシーのオリジナル脚本だけに謎めいた映像
世界にありかちなサスペンスには向かわず人間
の欲望と代償が残酷までに淡々と描かれていま
す。重厚な世界観と計算されたセリフ、そして
“悪”にのまれる者たちの衝撃的な運命が見所
です。キャメロン・ディアスが車上で見せる開
脚ポーズはドキドキしました。彼女の悪女への
大胆な変身ぶりには驚かせられ、ハビエル・バ
ルデムのヘンテコな髪型は笑え、ペネロペの演
技が可愛いらしいと思いました。
ブラピも出演していて最まで飽きずに観れた映
画でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ボリートっていうワイヤーが自動で巻き取られて首を切断する装置みたいなやつ、
これ本当にあるの?
死体をドラム缶に入れて運ぶのも、女の首切り映像も
ユーモアだよって言っていて麻薬カルテル怖すぎるんですけど。 -
開始早々、やり手弁護士と恋人の官能的なシーンから始まります。二人の会話がより刺激的です。男は好奇心と報酬に釣られて麻薬ビジネスに手を出す。最初は一回限りとしながらも深みにハマってしまう。そこで、トラブルに巻き込まれてしまう。麻薬組織はそれを許さない。このビジネスに関わった者を粛清する。
やり手弁護士にマイケル・ファスベンダー。このビジネスにブラット・ピットが絡み、麻薬ビジネスに大きな関わりをキャメロン・ディアス。出演している俳優陣は見応えがあるようで、あっさりとしている感じもいます。主演級なのに主演オーラを感じさせないで脇役に徹している感がします。
根が深刻で複雑なようで意外と単純だったり、よく分かるようでよく分からなかったり、日本には今一つ馴染まない題材を扱った映画だと思いました。 -
観た映画の中で後味の悪い作品の3本目、他の二作品は「セブン」と「隣人は静かに笑う」。ブラピ二冠達成。
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殺しが多く、描写もリアルなのでかなり残酷なストーリー。
注目点は台詞。
書き手の人生観が伝わってくる。 -
欲が出るとロクなことがない
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2015.05.06 鑑賞
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賛否両論ありそうですが、自分は惚れた方!淡々と進む説明不足な中盤も退屈しなかった。言葉のやりとりに頭回りそうになりつつ、まんまと最後にえ?!おわり?!てなって、あ!そう言うことか?!と考えさせられ。
粋な説教作品だなと。
自分には関係無いと平和に日常を過ごしていても、直ぐそばにある無法な裏は現実存在している。
その裏の恐ろしさ、残酷な社会を観られる作品。
とか言っといて、ブラピの最後とキャメロンのカーファックが大分興奮した。グロエロ!!
女豹キャメロン凄く良かった!
キャストの演技力と魅力で半分はもってかれたかれた -
あ…後味が悪すぎる…。救いがない。
うっかり、落ち込んでいる時に観てしまい、ますます気持ちが絶望的になった。
キャメロン・ディアスのファッションは一見の価値ありだと思う。 -
受け入れるしかない、なぜなら選択はずっと前に行われたから
最期の時に、自分の人生が何だったのか姿を現す -
ポエムムービー
?マークがずっと頭の中にあって、理解しよう理解しようと考えていたけど、そういう作品ではないと気づいた(感じた)
リドリースコットが意図していたことはわからないが、私には"悪に対する人間の本能"を表現していると感じた
評価不能な作品だったので、また数年後に観て考えたり感じる時間をつくりたいなと思った -
自分では上手くやれるつもりで動いていたことのはずだった。だけどその行動は彼女の描いた謀略に呑み込まれるのだった…罠に落ちて下手を打った弁護士に迫りくる組織と云う名の悪魔。代償として全て命を飲み込む。悪魔は大きく口を開けて容赦なく何もかも飲み込んでいく…
自分の行動に対する責任と結果を享受する覚悟が無ければ踏み込んでは行けない場所が有る…そういう説法じみた事を控えめだが圧倒的な暴力と優しい語りで諭すように伝えるセリフがとても印象的でした。面白い作品です。 -
何だこの映画は
何も残らなかったわよ
むせび泣く男の姿、きついわ
あれが一番つらかったわ
容易に想像つくもんね、自分の愛した女性がどうなったか、ってのがさ
選択したいと思う、と思うけどいまが既に選択してきたことの結果
そんなようなセリフに何でか私も愕然としたわ
なるほど、当たり前のこと言いやがる…と思ってその後愕然とした
そうですよね、ええ、そうだったわ
今まで選択してきたことの結果、今がその結果、だわ
安易にするもんじゃないよ -
罪を、選んだ。
THE COUNSELOR -
WOWOWで録画視聴。字幕版。
…海外の映画でもキャスト目当てで観ると外す事もあるかな…と。でもリドリー・スコット監督作でもあるから期待するじゃないですか…。
しかしあの引喩やら哲学てんこ盛りの会話……とてもついて行けるものではありませんでした…。
あと主人公の考えが見えてこない…なにがしたいの…善なの悪なの賢明なの浅はかなの…?という。結果として悪ではないけど浅はかだった…のか…?
エロとグロと哲学のサンドイッチは私には食べ下せませんでした。ファスベンダー好きなのに辛かった… -
悪を勧善懲悪のように描かず単純に恐怖の対象として多少哲学的に描くのが新鮮だけど、それで何か得るものがあるわけではない。話としては麻薬ビジネスを手を染めて、悪意があったわけではないのだが、マフィアに損害を発生させ執拗に狙われるというわけで、そんなに難しくしなくてもと思う。前半の地味な感じからシリアスな殺人に展開するのだがようやく盛り上がるのかと思ったら消化不良のまま終わってしまう。見どころとしては、追ってに対する恐怖と殺人シーンでしょうか。特にブラビのは秀逸で、巻き戻して見た。