目が覚めたら見知らぬ館、」という状態の5人の男女。
それぞれ住んでいる国も違うのに…
という、連れ去られてデスゲームをやらされるのであれば
よくあるパターンのシチュエーション。
が、そこに防護服を着た6人目が現れると一気に違った話に。
なんでも現在は2018年。
人類はなんか知らんけど絶滅している。
防護服の男は2012年からタイムマシンで2018年に訪れてみたら
こんなことになっていた、ということで、
この時代の資料をまとめて2012年に戻り、世界の破滅を防ごうとしていた。
しかし、なんかの手違いで5人が巻き込まれてしまったというわけ。
しかも彼らは2016年からという。
壮大な話の割にはタイムスリップ期間が6年間だけだったり、
2016から2年で全人類が消滅してたりしてわけわからん。
おまけに全滅の理由であり、この映画でも6人を襲うなぞの存在は
結局姿を見せず(音声と影だけ…)。
しかも登場人物は6人だけ、という非常にお安い作りですな。
ロケ地もほとんどはじめの屋敷と地下通路だけだし。
ただ、空気感とか雰囲気とか、役者の演技とか
結構悪くはないんだけどね。
各人の過去話なんかも結構重くて。
でも、それらをちゃんとビジュアルで表現してほしかったわ。
話だけで進められてもやおおあ飽きるよね。
暗くて何がおこってるか(だいたい何も起こってないんだけど)
わからないシーンもよくあったし。
最後、2018年から帰還した奴も、おいてかれた奴も
過去に帰還後、18年時の記憶を共有したまま再会、というか
打ち上げパーティ的なものをやってて笑った。
無理やりハッピーエンドにした打ち切り物みたい。