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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4580189027877
感想・レビュー・書評
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2017.11.22
思いのほか面白かった。
ゾンビ物の様式を採用しつつロードムービーとしても成立しているという。
ゾンビ版イージーライダー(もっとみみっちいのは時代のせい?) -
ゾンビモノとしてはかなりいい出来です。秀作であると思います。
野球のバッテリーだった2人のやり取りが秀逸で、本当にこんな世界になってしまったら…こんな風に生きていくのかな…なんて考えちゃうほどやたらリアリティがあってとてもいい作品でした。
当初チャランポランに見えるキャッチャー君の方がピッチャー君より、しっかりとリアルを見定めていた…そんな話なんです。
ほぼゾンビは出てこないですけど、もはや普通の世界ではなく、リアルを見つめて絶望しながらも安易に自死を選択せず諦めずに生き残るか、リアルを受け止めることができずに、何処かに元に戻すスイッチでもあるんじゃないかと人にすがって甘えをながらも生きている…
対極にある二人、いろんな感情が吹き出しているんだけど、お互いに必要な相棒である事をちゃんとわかっている所がちょっと泣かせました…
ラストシーンのあの目力は「絶対に死ぬもんか」って意思を強く感じさせるいいシーンでしたね。
これは観ておいて損しない作品です。是非ご覧あれ〜
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