ドレの絵で読む　ドン・キホーテ 中経出版 [Kindle]

著者 : ヴィルジリ・妙子 ヴィルジリ・クリスティーナ・幸子

• KADOKAWA (2014年11月6日発売)

感想・レビュー・書評

[土方あゆみ@詩人さんの感想 · 2023年3月5日]

騎士道に憧れている男かないつの時代の主人公でも

いつの時代にもこんな主人公、いるよねぇ。
騎士物語を読んで騎士に憧れて旅に出る。10年ほど前にプレイしたゲームも英雄に憧れて旅に出てたなぁ…

[cyalさんの感想 · 2021年1月28日]

こんなに狂人だったのか……。
『神聖モテモテ王国』のテイスト。

本としては「超訳」なのでときどきストーリー展開がつながっていないように思える部分がある。

[／まことさんの感想 · 2015年3月30日]

ハードカバーは場所を取るし…と迷っていたら電子書籍で価格も安かったので思わず購入してしまいました（Kindleではないのですが…）がやはりドレの絵は紙媒体の方が味があって良かったです。Kindleはどうか分かりませんが絵の頁に行こうとすると頁が変わるのにやたらと時間がかかってしまったのも残念。

幾つかのエピソードは知っていましたが全編を通しで読んだのは初めてです。省かれている部分も多々あるのは挿絵を見ても分かりますがそれでも通しで読めたのは良かったです。
それがどんなに傍から見れば馬鹿馬鹿しいことでも信じることで得る力はすさまじいものがありました。名誉を求めるドン・キホーテと褒美に釣られて供をするサンチョ・パンサのちぐはぐな道行、読んでいて痛々しくなるような出来事の数々、それでも最期のドン・キホーテの心の純粋さにほろりとしてしまいました。

紙媒体ならもう少し評価が高かったです。電子書籍は良し悪しがありますね。