ボトルネック(新潮文庫) [Kindle]

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  • 2019/8/6 Amazonより405円でDL購入。

  • 自分の世界と自分の代わりにサキがいる世界。読者としては、サキの想像力、つまりは推理力の素晴らしさに感嘆しつつ読み進めるのだけれども、主人公のリョウとしてはサキの世界と自分の世界の違いを見るにつけ、自分の世界のボトルネックが何であるかという事に気付いてしまう。
    パラレルワールドものではあるのだが、実は生き方を問われる重たい話だったりする。

  • 自分がいる世界といない世界のパラレルワールドを体験する。自分がいない世界の方が明るくて幸せ、って話なんだが、こういうブラックユーモア的な小説も嫌いではない。
    印象に残る文章に、「自分の劣等感を他人に投影してこき下ろして溜飲を下げる。これも一種の最悪だ」というのがあった。心に刻んでおこう。

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著者プロフィール

米澤 穂信(よねざわ ほのぶ)
1978年、岐阜県生まれの小説家、推理作家。金沢大学文学部卒業。
大学在学中から、ネット小説サイト「汎夢殿(はんむでん)」を運営し、作品を発表。大学卒業後に岐阜県高山市で書店員として勤めながら、2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、デビューに到る。同作は「古典部」シリーズとして大人気に。2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、2014年『満願』で第27回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。『満願』は2018年にドラマ化された。直木賞候補にも度々名が挙がる。
その他代表作として週刊文春ミステリーベスト10・このミステリーがすごい!・ミステリが読みたい!各1位となった『王とサーカス』がある。2018年12月14日、集英社から新刊『本と鍵の季節』を刊行。

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