攻め視点。
友人・佐々木が、ゲイの環(受)に対して、道を踏み外しただの、気持ち悪いだの、矯正するとか言って、女と会わせたり風俗連れていこうとするから、ちょっとストレスを感じます。(このあと受けとして出てくるキャラなのに)
攻めの母親デリカシーない系です。口を開けば結婚、子供、と昭和脳ですね。
渡部が少し押しが弱いのに対し、環は強気な態度だから、渡部が振り回される感じなのが好き。
次が問題のゲイ嫌い・佐々木が主人公の話。
従兄弟の国見と女絡みで穴兄弟になる描写はあるし、風俗デリヘル大好きだし、創作上の人物なのにすっごく不快になる。
子供作れねーだろ不毛だろって頑固。自分と正反対の思考すぎて、全然のれなかった……。
風俗通いさせない為に、国見が佐々木をパイパンにするけど、清潔になるし逆効果なのでは、と思った。
そして渡部環カップルに問題が起こる。お互いの親関連で。このシーンはめちゃくちゃ胸糞というかイライラが止みません。
でも渡部がめちゃくちゃいいセリフを言ってくれる。
「俺ら以外の誰かを幸せにするために付き合ってるんじゃない。親はどうでもいい。ババア共は放っておけよ」
快晴。天晴。スカッとした。
モヤァ……とした終わり方だったので、欲を言えば、受け(佐々木)ザマァ展開を見たかった。