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感想・レビュー・書評
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アポロ計画当時の雑誌や企業広告がフルカラーで掲載されていて、それだけで楽しい。
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人類を月へ送るには金がかかり、国民の理解がいる。そこでNASAは徹底的な情報公開をすることにした。一方ロシアは秘密主義をとった。
単純に情報公開するというだけでなく、各メディアがそのまま使える資料を配布した、というのが面白い。新聞用ならばベテランの記者やライターを雇って記事を作成し、テレビ用ならば5分以内の短編映像を何本も作った。これらはちょっとした隙間を埋めるのに重宝したという。
このような活動のおかげで知っての通り人類は月へと行ったわけだが、目標を達成したところで流行は終わってしまう。人々の興味は離れ、宇宙開発は縮小した。継続するということはこれほどまでに難しいのかという読了感。
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