内なる宇宙 上 巨人たちの星シリーズ (創元SF文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 2023.05.27.
    とりあえず上巻読み終わった。
    ちなみに前巻「巨人たちの星」発売からこの本が出るまでにリアルで
    20年ほど間が空いたらしい。

    なるほど、第1章読んだら全く意味がわからんw
    何というか、ファンタジー物の世界の話と、お馴染みのハントや
    ダンチェッカーたちの話が同時進行するように話が進む。
    そして上巻では最後までそのファンタジー的世界の話が何であるかは
    説明がないまま後編に続くようだ。

    今回の話は少しややこしい。
    前巻の終盤にジェブレン人のTOPどころがゴニョゴニョで居なくなって
    ジェブレンの星をガニメアンのガルースが統治することとなり、
    しかしその星のすべてを司るジェベックスというコンピュータにすべて
    を託して何もしない一般ジェブレン人の目を覚まさせようと、自分たちで
    何かをさせるようとガニメアンはジェベックスを止めたところ
    ジェブレン人は更に混乱をきたしたばかりか変な宗教集団がいくつも乱立し
    全く統制が効かなくなってしまって、困り果てたガルース達は旧友でもある
    地球のハントたちにこの状況をどうすべきか意見を聞こうとするところ
    から始まる。

    ともかく今回はジェブレンの星のジェヴェックスというコンピュータ、
    宇宙をつなぐトューリアンのヴィザーというコンピュータが絡んできて
    上巻終盤の選ばれしアヤトラについて、とか、かなり面倒な話っぽい。

    前巻の終盤は単純な、というかいかにもSFっぽい展開で面白かったけど。
    今回この話、どうやって解決するか、上巻を読んだ限りには全く
    予想がつかないですね。

    すぐにでも下巻読みたいところですが。
    次に読む本も既に決めてるので下巻読むのはもう少し後に。

    第1章を読んだときは何の話が始まったのか全く判らなかったけど
    (上巻読む限り読んでしまっても何の話かわからない)
    2章からはやはり知ってるキャラ、特にこのシリーズだとハントが
    出てくるとなんか安心するね。

    下巻の展開も気になります。 期待!

  • 「巨人たちの星」の第四部
    30年以上前の作品ながら面白い設定であるが、私には「内宇宙」というものがピントこない

  • ハントシリーズ第4弾は今までとは若干路線が異なり、題名の通り人間の精神世界のお話(もちろん、SFらしく科学的アプローチに富むけど)。一体翻訳者はこれをどうやって訳すことが出来たのか、疑問でしょうがない。一方で、地球創生の神秘に触れる前作までの連作よりは魅力に欠けるかな。下巻に期待!

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