屍者の帝国 (河出文庫) [Kindle]

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レビュー : 18
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感想・レビュー・書評

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  • 映画はずいぶんわかりやすいように改変されていたんだなぁー、と驚いた。ハダリーの能力とか映画見てなかったら正直よく想像できなかっただったろうな(;´・ω・)結構難解なのですが死者が労働力となる世界>>都合のいい労働者を生み出すために霊魂を上書きしてしまう という技術の応用はいかにもありそうだ。「それは私がやり残したことじゃない。私の意識がやり残したことさ」というのが伊藤計劃のメッセージのようにも見え、また遺稿を引き継ぐというえらい仕事を任せられた円城さんが苦渋の果てに見出した答えのようにも思う。

  • 伊藤計劃の名前につられて購入。
    なんとなく読み飛ばしていたので、完全には理解できていないかもしれない。
    とにかく話がわかりづらい……。
    ただ、読んでいる間ワクワク感を覚えたのも事実。
    舞台は産業革命時のイギリスからロシア、日本など世界各地に広がり、
    ゾンビ物と思われたテーマは、いつの間にか世界の存亡(?)につながっている――。
    風呂敷の広げ方とたたみ方、そして発想はすごいなあ。

  • とても上から目線のコメントで申し訳ないです。でも、正直な感想です。そもそも、私は伊藤計劃さんの映画が公開されるというのがきっかけで本書などを読み始めました。「虐殺器官」から「ハーモニー」、そして本書をと、発行順に読んできました。3作品を比べると、明らかに本作品は伊藤計劃さんのテイストというか色が薄いのです。違う色だと言った方がいいかもしれません。もちろん、ほとんどの部分は円城氏が執筆しているのだから仕方ないのですが。そんなわけで、伊藤計劃さんの作品として読もうとするのはやめた方がいいです。

    ところどころ、あえて伊藤計劃さんを意識した文章もあります。意識の定義みたいなものは「ハーモニー」のそれのようだし。生きている者と死んでいるものとの絡め方は伊藤計劃さんの考えに近いのかなと感じます。

    最初に書きましたが、読み方としては、伊藤計劃作品というのを忘れた方が楽しめます。単体の作品として良くできているので、円城さんの作品として楽しむべきなのでしょう。そうしないと私のように何か物足りなさを感じてしまうので。

    最後に、伊藤計劃作品として読もうとする人は、読む順番を考えた方がいいかもしれません。もしかすると、最初に本書を読んで、次に「虐殺器官」、最後に「ハーモニー」と続けるのが、個人的には良いと感じました。「ハーモニー」を最後にするのがポイントです。

  • ヴィクトリア朝のロンドンが舞台というだけで面白い。設定もなかなかの物です。

  • 伊藤計劃の作品として読むとどこか肩透かしをくらったような。SFというか、ファンタジーに感じたのは...私自身に親族の死が最近あったからかもしれないので、あまり参考にはならないと思う。このあと映画を観るけれども、前作の二作よりも逆に映画の方がわかりやすいのではないかと推測する。発想が流石というか、自分がも世界史をもっと理解していれば更に楽しめたのだろうと思うと口惜しい。

  • 屍者にプログラムをインストールするという発想は面白い。
    けど、書いてあることが哲学的で難しくて、よくわからんかった・・・

  • これもまたすごい話だ。死者がよみがえる世界で、主人公が迫る「人間の意識とは、魂とはなにか」という問い。難しい話も多いがしかし小ネタも多く、登場人物も魅力的なので一気に読めた。

  • きつかった

  • 面白いのだけど私には難解すぎました。また折を見て読み返したいと思います。

  • 2015/12

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著者プロフィール

1974年東京都生れ。武蔵野美術大学卒。2007年、『虐殺器官』でデビュー。『ハーモニー』発表直後の09年、34歳の若さで死去。没後、同作で日本SF大賞、フィリップ・K・ディック記念賞特別賞を受賞。

「2014年 『屍者の帝国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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