この闇と光 (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 74
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (242ページ)

感想・レビュー・書評

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  • どんでん返しがあるっていう情報だけ持って、読み進めていったけど見事に騙された!なんかおかしいなって思うところもあったけど、結局分からなかったし、思ってたよりも早めにどんでん返しがくるんだなと思いました。ラストの父の反応も予想外でした。真実を話すと思ってたのに知らないふりをするとは…

  • Kindle Unlimitedで読了。
    耽美とか幻想文学とか、私にはよくわからないのだけれど、この作品も含まれるのなら、結構好きな分野なのかもしれない。前半は特に惹かれた。
    予備知識ゼロで読み始めたので、素直に驚いたし楽しめたのが良かった。ラストは少しモヤッとしたけれど、概ね満足。

  • Kindle Unlimited版読了。

    Kindle Unlimited対象作品になっていたので、話題の作品を読んでみる事にしました。

    物語を読み始めていくと、どうやら主人公は「盲目の少女」で、身近な人間は「元国王の優しい父親」と「意地悪な世話係の女性」と「別荘を守る兵士」しかいない狭い世界で生きている事が分かります。
    「別荘」の外の世界を何も知らない「盲目の少女」の存在自体が謎だらけです。


    ※【ここから作品のネタバレ感想になるので、未読の方はご注意下さい】


    耽美な世界観の前半と真相が分かってからの後半の格差が、夢と現実の差のように激しかったです。
    物語の舞台は外国ではなく日本で、主人公は実は9年前に誘拐された「少年」だったという種明かしにはそれ程驚きはしませんでしたが、少女の周囲にいた「父親」も「意地悪な世話係の女性」も「見張りの兵士」も同一人物が演じていたという事が一番衝撃的でした。
    少年を誘拐した犯人も何処か心が歪んでいて、二重人格者のように「意地悪な世話係の女性」が表面に現れていたのかもしれません。
    全ての謎が解けてからまた読み返すと、違う印象を抱くかもしれません。

    主人公が「生理」になった時の「父親」の対処方法(下着を取り替えて終わり)に疑問を感じて、主人公の性別を疑いました。(^_^;)

    ラストが「え、これで終わり?」という終わり方だったので、少し物足りなく感じました。
    結局、犯人は捕まらないという事でしょうか。

    タイトルは「人間の内なる闇と光」を表しているようです。

  • 読み始めた時にはこんな展開になるとは思わなかった。

  • 意外な展開と、美しい描写。
    カテゴリをミステリとしたけど、ミステリとしては読まない方が正解な気がする。

  • 妖しい耽美的なミステリー。他国に占領された王国の王と盲目の王女の話と思わせておいて・・・。こういう小説は、たぶん女性が好きなんじゃないかと思うが、ややしっくりこなかった。

  • 少しずつ情報が明かされていくので、読んでいるこちらも、目が見えなくなったように感じました。感覚が一つないにもかかわらず、幻想的な世界に引き込まれました。
    前半の美しい幻想の世界と後半の醜い(真実)の世界。その対比が面白いです。

  • 視覚で認識できない世界だからこそ他の感覚を動員して、あり様を想像する。そうして出来上がった世界は憧れもあるだろうけど、限りなく美しい。だから確認してしまうと、「視える」ということに感動を覚えるが、実際の世界に落胆もしてしまう。現実はいつだって残酷。そして願ってしまうのだ。帰りたい、と。

    …文章から漏れ出る、甘く切ない感じ。これが耽美、か。

  • 帯通りのどんでん返しな展開でした。前のページに戻ったりして、咀嚼するのに長いことかかった気がします。読んで、そうくるか!という感じでした。

  • 大ネタが良くても
    そこへ行くまでが退屈ではアカン
    お父様とのお城での生活に、そこまで心惹かれなかった
    だからラストもあんまりだったな

    目が見えないからって何でもありでは無いと思う。

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著者プロフィール

1948年生まれ。版画家。日仏現代美術展でビブリオティック・デ・ザール賞受賞。『時のアラベスク』で横溝正史賞を受賞しデビュー。著書に『この闇と光』、『一八八八 切り裂きジャック』(角川文庫)など。

「2019年 『最後の楽園 服部まゆみ全短編集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

服部まゆみの作品

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