- Amazon.co.jp ・電子書籍 (3125ページ)
感想・レビュー・書評
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途中で断念
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言わずと知れた名著。8巻一気に読んでしまった。
心に残る場面を挙げればきりがないが、学んだ坂本竜馬の凄さは特に、
・実力者の懐に入っていく愛嬌と強かさ
・勝海舟との面会を通して、攘夷の立場から異国から理に適うこと学ぶ立場へと思考を変える柔軟性
・郷士/上士、藩ではなく日本という見地を持つ大局観
・大政奉還後の青写真を描いていた先見性
若くして日本の近代史に大きな影響を与えた人物であることに疑いの余地がない。 -
全8巻とかなりのボリュームであったが、ひと月かけてようやく読了。
坂本竜馬という名前は知っていたけれど、恥ずかしながら何をなした人なのかまったく知らなかった。読んでみるとなるほど、幕末の時代、日本を本気で憂い、本気で作り変えようとし、それを遂げた人であった。教科書に載っている写真からは優男のように見えていたのだけれど、それも大きな間違いで剣術の達人であり、時流眼と商いの素質も併せ持った稀有な人、と知らなかった自分が恥ずかしい。
そして、作者の司馬遼太郎の描写がまるでそこで見てきたように書かれている点に衝撃を受けた。竜馬を書くにあたっての並々ならぬ熱意を端々で感じ飽きることなく読み進められた。
印象的であったのは、世界という枠で日本を見、藩や幕府といった矮小な組織を見ていなかったこと。そして、個であり続け、坂本竜馬は坂本竜馬たろうとしていたこと。
勝海舟の渡米のくだりで、福沢諭吉の一文が出てくるが、福沢が学問のすすめで身分ではなく、学問をして個を強くせよと論じるより前に、坂本竜馬はそれを成し得ていた。
この坂本竜馬の生き方や価値観は、とても刺激になるし、こうありたいと思わせられた。 -
大政奉還が竜馬に構想されたものだとは知らなかった。日本人という概念を作ったのも彼だとのこと。型破りだが、物事を成し遂げるにはそれくらいないといけないんだろうなあ。
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通勤時間30分をちびちび使うだけで3ヶ月以上かかって読んだ。やっと一人前の読書人になれたかも。この感動を知らずに生きるのはもったいないな。甥や姪に勧めたい。竜馬という生き方を知れば自分らしく生きていく誇りや幸せを大切にできると知ってほしい。読み終わって人生の宝を得た気分。
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kindle本で買ったまま放置されてたのをようやく読破しました。『燃えよ剣』を読んだ余勢を駆って、、、というところです。ただ、それが功を奏して、幕府側と革命(あえて)側のそれぞれの生き様がよく見えて、良かったともいえます。坂本龍馬は、みながしっている偉人ではありますが、なるほど、この本を読んでよくわかりました。日本史は、本格的には学んでいないため、今一つ流れがわかっていませんでしたが、鎌倉以降続いた朝廷(=王)<幕府の関係が崩れたこと、それに加えて、身分によらず平等となったことに大いなる意義があったということですね。近代国家の礎がここで築かれたこと、それを1人の人間が周囲の力を借りてなしえたことは、確かに歴史上画期的なここといえるでしょう。ただ。。。長い。。。今はこういう長い小説はきついな 笑。なので★4つ
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3ヶ月かかってようやく全巻読み終えました!
千葉道場の剣術使いから幕末の重要人物へと成長していく竜馬のその成長ぶりに興奮しました。
これは本当に素晴らしい作品だと思います! -
ちょっとずつ読んだから5ヶ月もかかったが、諦めずに読みたくなるようなワクワク感を持てた。竜馬はイシューの設定が幕末という時代でずば抜けていた。さらに、時流を読む力と実行力が凄まじい。鳥の目、虫の目、魚の目を持ち、ビジネスを推進するビジネスマンとして尊敬できる。