トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー (角川文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2014年12月25日発売)
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感想 : 2件
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感想・レビュー・書評
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読了。今風なタイトルをつけるなら「19世紀のアメリカ人技師がアーサー王時代の英国に転生したら無敵の魔法使いになった件」という話で、書かれた時代的に、タイムスリップSFのハシリと思われる。
設定は秀逸なんだけど、主人公がいくら技師だといっても何でもできすぎで、火薬から発電所や電話のシステム、印刷機、学校にいたるまで1人でなんでも作ってしまうというのはさすがに無理があるのではないかと思った。
もうちょっとディテールを語ってくれるといいんだけど、これだけ端折ってもけっこう長々しくて退屈な部分も多く、読了するのにかなり努力が必要だった。
ハックルベリー・フィンの冒険もそうだけど、マーク・トウェインは「まあまあ面白いんだけど長くて退屈」という作風だよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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