思い出のマーニー 上 (岩波少年文庫) [Kindle]

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  • ジブリ映画をきっかけに読んでみた。
    映画と小説の間でアンナの年齢に差があるように感じた。小説の方が映画よりもより幼い感じ。小説でのアンナは、自分のイメージでは10才いくかいかないかくらい。
    環境的なものも大きいんだろうけど、子供は子供なりに周りを見ながら生きているってことを思い出した。新海誠監督の映画『言の葉の庭』を見て「大人のしんどさ」を感じたけど子供にも「子供のしんどさ」があったこと忘れてた。生きる上のしんどさには、大人とか子供とか関係ないんだね。。
    小説ではアンナが少しずつ成長していく様子を読み進みながら感じた。彼女の噴水のようなエネルギーの放出が可愛らく、そう受け止められるのは自分が大人になったんだなと思わされた。
    印象深かったのはマーニーを許すシーン。許せなくてオタオタしてる大人の自分がハッとさせられた。

  • 映画と書籍の違いを比べるというのもいい勉強になります。

  • かたくなに心を閉じている少女アンネが、不思議な少女マーニーとの交流を通して心を開いていく様子が見られる作品。スタジオジブリで映画化されているので、映画と楽しむことが出来る。

  • ジブリによって映画化された名作

  • ロンドンで養夫婦と住むアンナは、親に捨てられたと思い深い悲しみに暮れると共に喘息の症状も悪化したため、夏の間だけ海辺の村に行きそこで住む老夫婦と共に暮らします。そんな孤独なアンナはマーニーとその村で出会います。しかし不思議なことに村の人は誰一人マーニーのことを知らないのです。そんな中アンナは不思議な少女マーニーと「秘密の友達」になり、彼女と共に村で大冒険をしていきます。ジブリで映画化もされた心温まるお話です。下巻も含めてこの本を読んだ後には、皆さんは自分の周りの深い愛情に気づき、心の中が温かくなるでしょう。

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