エピジェネティクス-新しい生命像をえがく (岩波新書) [Kindle]

著者 :
  • 岩波書店
3.40
  • (0)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (238ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「こわいもの知らずの病理学講義」が面白かったので、仲野徹さんの別の書籍を読んでみました。

    難しい〜〜〜っ!
    とにかく難しい〜〜〜っ!

    が、非常に面白かった!
    難しいことを、わかりやすくわかりやすく書こうとしてくれているのがよくわかった!

    「エピジェネティクス」という言葉は、以前に「遺伝子は変えられる」という書籍を読んだときに出てきた言葉で、とても気になっていたもの。その書籍では、なんだか実態がわからず、概念的ななにかなの?という印象だったのですが、仲野徹さんのこの本を読んだら、少し見えてきました。

    そして、エピジェネティクスというのが、ゲノム(遺伝子)の、さらに踏み込んだ科学であり分野であることがわかりました。要するに、最新の、まだ全貌がわかっていない分野だってことなんですよね!


    えーっと、でも、まだ良くわかんないので、もう一回読み返してみます。

  • 遺伝子の内容が変化する訳では無いにも関わらず、遺伝子の発現の仕方が変化する現象がある。これをエピジェネティクスという。
    本書では、エピジェネティクスの詳しい内容について初心者にもわかりやすく解説してあります。
    ただし、高校レベルの生物学の知識がない場合は先に高校生物学の復習ができる本や、分子生物学・細胞生物学の入門書などを読んでから本書を読んだほうがすんなり頭に入るかと思います

    【こんな人におすすめ】
    エピジェネティクスの入門書を探してる人
    分子生物学に関心がある人

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1957年、大阪生まれ。大阪大学医学部卒業後、内科医から研究者になる。ヨーロッパ分子生物学研究所、京都大学などを経て、大阪大学大学院医学系研究科教授。2022年に退職し隠居生活。専攻は生命科学。著書に『エピジェネティクス』(岩波新書)、『こわいもの知らずの病理学講義』『(あまり)病気をしない暮らし』(共に晶文社)、『みんなに話したくなる感染症のはなし』(河出書房新社)、『からだと病気のしくみ講義』(NHK出版)、『仲野教授の 笑う門には病なし!』(ミシマ社)などがある。

「2022年 『撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

仲野徹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×