<戦国時代>天下人を悩ませた異能の傭兵集団 雑賀衆・根来衆 (歴史群像デジタルアーカイブス) [Kindle]

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  • 根来寺は紀伊国にある新義真言宗の総本山であり、根来衆と呼ばれる僧兵集団を擁していた。彼らは僧でありながら、武器の扱いに長けていた。また、僧侶としての知識が豊富であり、医術にも長けている者が多かった。根来寺の僧は種子島から伝来したばかりの火縄銃一挺が持ち帰り、鉄砲の武装化が進んでいた。根来衆は戦国大名の傭兵として活躍し、石山合戦では信長の側で参戦した。

    紀伊国北部には粉河寺という寺院もあり、粉河衆を擁した。紀伊国北部には粉河寺という寺院もあり、粉河衆を擁した。粉河寺は天正元年(一五七三年)には境内の南側にある猿岡山に猿岡山城を築城し、要塞化した。

    同じ紀伊国の傭兵勢力に雑賀衆がいる。雑賀衆は地侍中心である。五組と呼ばれた五つの地域(惣郷)によって構成されていた。鉄砲の技術に優れていた点は根来衆と同じである。雑賀衆は信長に従うものと抵抗するものに分かれた。石山戦争では石山本願寺側の雑賀衆が織田勢を苦しめた。

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著者プロフィール

歴史研究家

「2021年 『戦国合戦のリアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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