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感想・レビュー・書評
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志望ゼミの教官が著者だったからパラ見してみた。
やっぱり学問に携わる人は批判しながらテキストを読むといった力に秀でている。
なんでも無批判に受け入れがちだから直さなきゃな。
自分の主張があまりないからなと思っていたが自分の意見と違う=批判ではない。
本当にそうなのか?と常に疑問符を浮かべているのが大切そう。
一回目は内容把握・二回目はひたすら疑問をぶつけるという本の読み方が紹介されていた、試してみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これから資格試験の勉強が本格化するし、と古本屋で見かけて気になった一冊。若干方向性は違ったけど、さらさらと読了。
受験失敗してから、暗記するだけの勉強では成績にも興味にも限界があることを痛感した。そこから、本書で言っていることと似たようなことを感じていて、疑問を押し返すこと・まだわかっていないかもと自問自答しつづけることは大切だなあと改めて思えた。
自分は悪性の完璧主義もあるので、ゆるくていいやーの気持ちを忘れずに、根詰めずに楽しむようにしたい。冒頭の「少し自信をもって決められるように勉強する」はとても刺さっていて、判断力と合わせて実学になるような活きる勉強がこれからは大事になるはず。AIに取られない仕事をしたいし、そこを評価されたい。
読み始めて、トラウマ掘り返すかもと思ったけど改めて一人反省会できてよかった。これから受験とかの人ではなくて、長く学び続けたい人とかにおすすめです。
本を読んだら、要約メモも作ってしまうし、どの本も二回読んでたら進めないので、これも自分の押し返しということで。いいやり方を見つけていきたい。
メモ
・少し自信をもって決められるように勉強する
・学びを現実世界に活かす、応用する
・理解のスピードは人それぞれ
・独学はいい加減なくらいがちょうどいい
・勉強したことに対して常に疑問を押し返す、わからないことは何か
・資料は走りながら揃える
・普遍化、関連付け -
「教養を身につけるための勉強」について学ぶつもりだったが、書いてあるのは「答えのない問いに自分なりの答えを見つける勉強」についてだった。
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高校に通わず、通信制大学に通い、見事東大教授になった経済学者の独学術。
自分がしらいない事柄や分野にどうやってはじめの一歩を踏み出してくのか。一番最初に読むべき本の基準、専門文野への広げ方を教えてくれる。
単純に独学のノウハウを教えるだけでなく、これからの勉強のあり方、受動的な勉強から能動的に勉強することの重要性を説いてる良い本。
多々単純に本に書かれてることを鵜呑みにするのではなく、本当に書かれていることが正しいのか?批判的な捉え方で読んでいくことで、受動的な勉強から能動的かつ批判的に勉強することができる。
AIが発達し、ChatGPTが台頭したいま、能動的に勉強することの重要性を説いた良い本でした! -
2014年に書かれた本だが、現在のAIが台頭してくる現代においても進めたい勉強方法だった。著者は独学を進めていて、それは人、それぞれ自分のパターンによって勉強方法が違うと言うことだ。独学は自ら理解し考え、アウトプットできる点でとても活用ができる。勉強するときにすぐに始めると言うよりは、自分のタイプに合わせて考えペースをつかんで勉強進めていくことが書かれている。参考になった。
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これから必要なのは「応用力」と「創造力」
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そんなに目新しいことは無かったけれど、頷ける内容だった。
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答えのない問いに自分なりの答えを見つける勉強法は、疑いの眼差しを持って専門書を読むことで身につけられるという。もっとも著者は大検で大学に行くくらいの変わり者だから、万人に当てはまるとは思えないけど。