九年前の祈り [Kindle]

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  • 国際結婚に失敗し、郷里である大分に幼児を連れて戻ってくるさなえ。地域のおばちゃんたちと旅した9年前のカナダでの出来事を回想しながら、行きつ戻りつという感じで物語が進んでいく。時制が行ったり来たりするし、悲しみという感情のリフレインぶりがあまり効果的だとは思えないということもあって、読みにくいし、結局のところ何を伝えたかったのかよく分からない作品だった。頭でっかちに書きすぎたために、方言のよさやエピソードのおもしろさが生かされていないようで残念。

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著者プロフィール

1970年、大分県生まれ。小説家、仏語文学研究者。現在、立教大学文学部文学科文芸・思想専修教授、放送大学客員准教授。2001年、「水に埋もれる墓」で朝日新人文学賞、2002年、『にぎやかな湾に背負われた船』(朝日新聞出版)で三島由紀夫賞、2015年、『九年前の祈り』(講談社)で芥川龍之介賞受賞。エッセイ集に『浦からマグノリアの庭へ』(白水社)、訳書にV・S・ナイポール『ミゲル・ストリート』(小沢自然との共訳、岩波書店)、ポール・ニザン『アデン・アラビア』(河出書房新社)、アキール・シャルマ『ファミリー・ライフ』(新潮社)ほか多数。

「2018年 『ヨロコビ・ムカエル?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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