キャリー [DVD]

監督 : キンバリー・ピアーズ 
出演 : クロエ・グレース・モレッツ  ジュリアン・ムーア  ポーシャ・ダブルデイ  アレックス・ラッセル 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2.84
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本棚登録 : 70
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142062215

感想・レビュー・書評

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  • このキャリーは、キャリーであるためには美しすぎる気がします。

    卑屈さが足りないというか、
    「私は救いようのない不幸な環境で生きてきた」
    というところが、あの外見だと

    「あー、可愛い子っていじめたくなるよね。」みたいな、同情をはらんでしまうというか。

    「あー、確かにその卑屈さがにじみ出ていると、誰かが何かを言いたくなるよね。」という気持ちを見ている側が傍観者として共有する必要があるわけで、旧キャリーの女優さんはそういう意味で圧巻だった。

    だから、そういう意味で、見ていてちぐはぐな感情を抱いてしまうんでした。

  • ヘイトを溜めて溜めてのプロムでの大虐殺はわかりやすいカタルシス。まあこんな美人絶対いじめられないけどねというツッコミは置いといて。

  • デ・パルマのほうは未見…なのであんまり偉そうなことは言えない。(あとで絶対観る)

    どうしてそこまで、と思った。
    カルトな母親も、いじめっ子たちも。どうしてそこまでエスカレートしてしまったのか。
    いじめがここまでくると後に引けない感じは否めない。理由なんて最早要らなかった。
    そこが人間の怖いところだなぁ。
    キリスト教的精神はよくわからないのだが、それにしても母親の狂信ぶりは恐ろしい。結局人は救いがないと救いを求めて宗教に走ってしまうのだろうか。なんて不安定な生き物だろう。

    豚のシーンは個人的に弱いところを突かれてしまって、久しぶりに映画で目を瞑った。

    いじめは良くないというのと、善人だけが生き残るというのを改めて学んだ。因果応報的ホラー。
    でもスーのボーイフレンドは良い人だったけどあんな感じで死んじゃってちょっと可哀想だったな…。

  • キャリー役のクロエ・グレース・モレッツは可愛いすぎるし、母親役のジュリアン・ムーアは綺麗すぎる。
    がんばってはいたけど。
    ジュリアン・ムーアを見ると奥貫薫を思い出す。
    1976版のとは別物としてみればいいかも。
    理解してくれようとした教師もいたのね。
    手を差しのべてくれた友だちも。

    Carrie 2013年 99分 米 Wowow
    監督 : キンバリー・ピアーズ
    原作:スティーブン・キング
    出演 : クロエ・グレース・モレッツ ジュリアン・ムーア ポーシャ・ダブルデイ アレックス・ラッセル

  •  2013年のリメイク版『キャリー』を、DVDで観た。

     1977年のオリジナル版ではシシー・スペイセクが演じたヒロインのキャリーを、『キック・アス』の小動物系美少女クロエ・グレース・モレッツが演じている。

     両方観た人は10人が10人思うことだろうが、クロエちゃんがカワイすぎて、冴えないいじめられっ子にはとても見えない。
     ……のだが、その違和感は観ているうちに気にならなくなるし、観る前に予想したよりも出来のよい映画だった。

     母親役ジュリアン・ムーアの熱演が素晴らしい。この役に限っては、オリジナルよりもずっと強烈な印象を残す。なまじ美人なだけに、スッピンで演じる狂気の母はものすごい迫力だ。

     また、キャリーが超能力を爆発させるクライマックスの殺戮と破壊も、オリジナルより長くド派手になり、迫力があった。
     もっとも、それは演出力というより、30数年の間に大きく進歩したSFXとCG技術の賜物だろうが……。

     親身になってイジメっ子に立ち向かってくれた女教師や、優しくしてくれた同級生は殺さず、イジメっ子たちは全員むごたらしく殺す……という、因果応報な展開も好ましい(笑)。

     クロエ・モレッツに関しては、オリジナルのシシー・スペイセクが一世一代のハマり役だっただけに、2人の演技を比較するのは酷というものだろう。クロエちゃんがけなげでカワイイから、これはこれでいいのだ。  

  • 超能力、もっといいことに使お。

    いじめられっ子の願望か。

    やりすぎいじめ、成敗。
    いじめっ子がやられる姿はスッキリする。



  • いじめ撲滅の話(←違

    母親の異様なまでのセクシャリティへの嫌悪感は、
    おそらくキャリーはレイプで出来た子であろうと容易に想像がつくのだが、
    何が怖いってキャリーのアグレッションを形成したあの気狂いで、
    キャリーの暴走もやり過ぎ感がたまらないのだが、
    やはり最強に怖いのは母親なのだった。

    もちろん、幼稚すぎるいじめ主犯格もひどいものだが、
    スーの罪滅ぼしは、さらなる罪だと思う。
    イケメン彼氏をあてがってやるというのは、
    実は自らの罪悪感に耐えられず、
    持っているものを差し出すという形で救われようとする、
    これまた幼稚な傲慢さなのであった。

    まったく期待していなかったが、
    震える作品でした。

  • 前にも見たけど、BSで放送されていたので再び。

    やっぱり元(原作)がしっかりしているから、リメイクも良い。
    随所にS・キングらしさがにじみ出る。
    個人的にはオリジナルの方が好きだけど。

  • ■タイトル

    タイトル:キャリー

    ■概要

    学校ではいじめられ、家庭では狂信的な母に監視されて、孤独な日々を送る高校生キャリー。
    ある日、彼女は念じるだけで物を動かせる“能力"があることに気付く。
    その謎の力に戸惑う中、突然憧れのトミーに誘われてプロムに参加することに。
    夢見心地で出掛けた彼女だったが、そこには残酷な罠が待ち受けていた……。
    その出来事がキャリーの怒りと能力を爆発させ、会場を街を地獄へと変えるのだった――。
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    リメイクです。
    もともとの映画が良くできているので、リメイクする必要があったのか微妙な
    所です。

    リメイク版も原盤からあまり変更はされていなかったので、内容について大きな
    変更点はありません。
    ただ、主役が美人過ぎた。このレベルの美人がいじめられるってありえるのか?
    最後のキャリーの能力前回シーンは、前作も本作もいいですね。
    あそこは、もっともっと殺してしまっても良かったと思います。
    前作はたしか全滅だったけど、本作はいじめの当事者を中心にに制裁が加えられて
    いる感じですね。

    イジメを後悔して自分い出来る償いをしようとした人間の末路が2種類描かれて
    いるのが、この映画の特徴に思います。

    男性の方は無実なのに巻き込まれて死んでしまい、女性の方は赤ちゃんがいるため
    キャリー自身に助けられる。
    ここら辺が前作と違い、キャリーの心情も描かれている部分かな?と思います。

    最後に。
    キャリーの最後があれしかなかったのかな?と思うほど、キャリーがかわいそう
    な映画だと感じます。
    他人事として観ていると、面白いけど救いが無い映画だな~と感じます。

  •  あの『キャリー』をリメイク。

     焼き増しという批判もあるみたいだが、これはスティーブン・キングの原作があまりに良くできているので、変に何かを足さなかったのが正解だと思う。
     過激な信仰を持った家族やフロムという人間関係の問題が絶対起きるであろうアメリカの高校特有のイベントなどの設定を本当にうまく使っている。
     主役の親子はバッチリ合ってる! 吹き替えでは潘めぐみ潘恵子の親子共演で、オリジナルでキャリーを演じていた潘恵子さんが母親を演じているのね。時の流れを感じる絶妙なキャスティング。

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