ぼくを探しに [DVD]

監督 : シルヴァン・ショメ 
出演 : ギョーム・グイ  アンヌ・ル・ニ  ベルナデット・ラフォン  エレーヌ・ヴァンサン  ルイス・レゴ  ファニー・トゥーロン 
  • トランスフォーマー
3.40
  • (10)
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  • (10)
  • (3)
本棚登録 : 219
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4522178010736

感想・レビュー・書評

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  • 原題:ATTILA MARCEL (2013年) ※日本公開 2014年
    収録時間:1:46:24

    ハーブが好きだから無料だし観たけど、40分程観てあんまり面白いと思えなかったから止めた。
    お洒落な雰囲気とか良いと思うけど、劇中で度々始まる歌は要らないかな(笑)

    “幼い頃に両親を失ったポールは、ショックで言葉を話すことができなくなった。そんなポールを育ててきたのは、風変わりな姉妹の伯母たち。二人はポールを世界一のピアニストに育てようと必死だった。ある日、ポールは同じアパルトマンに住むマダム・プルーストと出会い、不思議なハーブティーを勧められる。それは、失われた記憶を呼び覚ますための"魔法"。一口飲んだとたん、赤ん坊の頃の幸せな記憶が、奇妙な夢のように浮かび上がってくるのだった。その日から、ポールは伯母たちに隠れてマダムの秘密の部屋を訪れるようになり、固く閉ざされた心は少しずつ開放されていく。しかし、それは同時に、心の奥にしまった痛ましい記憶も蘇らせてしまい…。”

  • 幼少期のトラウマのせいで言葉の話せない主人公。騒がしいけれどお茶目で少しおせっかいな伯母たちに囲まれてピアニストとして生活するのですが、ひょんなことから調律師の落とし物を目撃。届けようとついていった先で、不思議な空間に出くわします。そこにいたのは一人の女性。不思議なハーブティーを飲むと、記憶が引き出されるようで……。

    あらすじとパッケージ写真に惹かれて視聴しましたが、思いのほか素敵な作品で、冒頭五分ほどですっかり魅了されてしまいました。
    ピアノを中心にお話が展開されることもあり、BGMはクラシカルでお洒落なものばかり。主人公の両親についての回想シーンではミュージカルな展開が用意されていたりと飽きさせません。
    フランス映画にありがちな考えさせる終わり方ではなく、エンディングはすっきりとした終わり方でしたが、いろいろと鑑賞後に話せるテーマが残されているところが素敵でした。

    エンドロールの後に少しオマケがあるのでお見逃しなく。
    しかし、「オレンジがゲイっぽい」ってどういうことなのでしょうね……? その辺り、少し調べてみたくなりました。

  • 風変わりだし、分かりやすくないんだけど、見てよかったなと思えた作品。マダムの部屋の色彩とか、凄く好みだった。
    色々あったけど、とーちゃんかーちゃん幸せだったのね。

    そして、終わってからふと思った。
    ミミどうしたんだろう。

  • マダム・プルースト役のアンヌ・ル・ニはいい俳優さん。この方の名前でググると予測候補に 室井滋 って出てくるのに笑ってしまった。たしかにちょっと似てる笑 

    そんな室井滋…じゃないマダム・プルーストは、本家プルーストよろしくマドレーヌと怪しいハーブティーでポールの封印された記憶を「釣り上げ」る。この過程でお父さんがお母さんに暴力を振るっていた(とポールが思い込んでいた?)光景を思い出してしまうシーンは、複雑な家庭で育った人なら多分泣いてしまう…。「険悪な両親から笑顔は学べない」。へへっ…へっ…やっぱ…そうですよね…(頭抱え

    公園の木が病気になったらマダムの病状も深刻になってたし、お墓にも大きな木が生えてたし、木はきっとマダムの象徴なんだよね。伯母さん✕2に襲撃されてヅラが取れちゃったシーン、最初女装さんなのかと思ってたけどがん治療の副作用で髪が抜けちゃってたんだね…。

    最後のウクレレ教室のシーンにポールのホームレス叔父と思しき人もきれいな身なりで参加しててよかった。フランス映画って人間ってこんなもんでいいんですよと思わせてくれるから好きなんだよな

  • 1度目に観たときは何だか退屈に思えて途中でやめたんだけど、雰囲気とか世界観は好きな感じだし、と思って再び見始めたら、何で最初ハマらなかったんだろうと思うほどに面白かった。

    フランスのユーモアが理解できないだけだったようで、もちろん魅力はそこだけにあらず、全体としてとても好きな作品。

    キャラクターはみんな個性的で濃ゆいし、小道具的なピアノや怪しいハーブティー、インテリア、ファッション、食事、音楽、犬、などなどもうひとつひとつが可愛い。やっぱりフランス、おしゃれだわ。

    ストーリーも素敵。何かを克服することや再生の意味もあると思うんだけど、重くなくコミカルに描かれてて面白かった。ただ言葉や文化がわからない分、ユーモアのセンスが理解できなくて残念。

    あとチョイ役っぽい人も意外に重要だったりする演出もびっくりするので好き。

  • パズルのピースみたいなそれぞれの人生や想いが交錯して正しく結ばれていく。
    エンドロールでほう、と思わず嘆息するような結末までの流れが美しくていい映画だった。

  • フランスらしい。

  • 『ベルヴィル・ランデヴー』の監督による実写作品。
    さすがに、ビジュアル面ではいろいろと目を引く場面があった。
    でも内容は一風変わった自分探しの域を出ず、だった。
    実写よりむしろ、アニメーションにしたほうがよかったのではないか。

  • 可愛い。おとぎ話みたい。

    いや、トリップの話だけどね…。

    でもかわいい。

  • レンタル>パッケージ画の彩の良さや今回はアニメではなく実写が初登場なので、どんなもんかと期待したんだけど…。
    相変らずこの監督のシュールで奇妙奇天烈な世界観はぶれてない。
    ショメ監督は蛙が嫌い?何となく嫌な雰囲気の時は必ずカエルさんが登場w
    やっぱり何だかヘンテコな話だった。。
    ん~~あんまり好きな部類じゃなかった。
    アニメの方がまだ見れるかな。

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