銀のいす ナルニア国ものがたり (岩波少年文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 話は一番好きかも。ユースチスと友達のジルが物語の主人公。ジルのわがままな感じや泥足にがえもんの陰気な感じが馴染めなかったけれど、冒険としては過酷で失敗だらけでダークサイドに落ちそうで面白かった。中盤から馴染めなかった性格も良いところが出て来てそこがまた人間らしくて良かった。次を読んだら最後。終わってしまうのは少し寂しいな。

  • 年を取りすぎてしまったために前作までの主人公だった4兄弟姉妹はナルニア国に出禁になってしまい,本作では代わりに前作で巻き込まれたいとこのユースチスが主役となる。
    学校でいじめられてるジルという女の子がいじめっ子たちから隠れて体育館裏にいた時,偶然ユースチスが通りかかりナルニアに行った話をする。そこへいじめっ子たちの声が近づいてきたので2人で逃げることに。学校の裏手の石塀のドアを開ける時にユースチスがアスランにナルニアに呼んでほしいと願うと,ドアの向こうがナルニアになっていて,ユースチスとジルはナルニアに入ってしまう。でたところは高い崖の上で,ユースチスは誤って転落してしまうがアスランが現れてどこかへ飛ばされてしまう。残されたジルはアスランから自分の使命を聞かされる。ナルニアでは前作で即位したカスピアン王がもう年老いているのだが,唯一いた王子が10年前に行方不明になってしまっているという。アスランはその王子を探させるためにユースチスとジルを呼び寄せたのだという。アスランは王子を見つけるための4つのしるべをジルに託し,ジルを自分の息で,ナルニアに吹き飛ばす。
    2人は協力して無事カスピアンの王子を見つけて救い出すことができるのか,というお話。

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