だから仏教は面白い!前編 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 仏教とは、の根幹がいきなり語られていてありがたい。とてもわかりやすい

  • 難しい事を分かりやすく説明してくれるので、とても面白かったです。仏教は奥が深いので、腹落ちするほど、理解出来たわけでは有りません。もっとも、そうなるには、知識と実践が必要だそうです。
    恐らくブッタも当時のインド人が理解しやすいように比喩などを用いて、この本のように分かりやすく説明したに違い有りません。

  • 現象世界は、何かに条件付けられている(有為・縁起)ため、常に移り変わり続ける(無常)。だから、この世の全ては思い通りにはならず、さらに執着・欲望・渇愛には際限がない(苦=不満足)。だから、単一不変でコントロールできる自己(常一主宰の実体我=アートマン)はない(無我=アナートマン)。ただし、実体我はないが、固有の認知の場としての自己(経験我)はある。そして、こうした現象世界は輪廻する。輪廻とは魂(実体的な核)が器(身体)を変えながら受け継がれるという物語ではなく、現象世界(無常・苦・無我)が業(後に結果をもたらすはたらき)によって繰り返し起こるということ。だから、執着するのを止めて、無為の世界(涅槃・解脱)へ行きましょう。

    また、阿羅漢(現世で涅槃可)と仏陀(一切智・三阿僧祇百劫の修行必要)の違い。そして、上座部は阿羅漢(自己救済)を目指すが、大乗は菩薩として仏陀(広く衆生を救える者)を目指す、という話も面白かったです。

    個人的な感想としては、全ての人間を遺伝子操作で不満足を全く懐かない動物(涅槃?)に改造すれば、社会の発展はなくなり、人類は滅ぶだろうなとも思いました。

  • つかみどころがないと思っていた仏教をつかめる入門に最適な書。大乗仏教を同人誌に例えて説明するなど、現代だと何にあたるからを具体的に例示しながら、仏教用語を解説してくれる。後編も是非読みたいと思う。

  • 瞑想というのは、こうすればこうなる、これをやればこれを得られるといった「こうすればこうなる,式のものの考え方」によって有為の世界の中を生き続けることを、少なくとも一時的に停止するこ,と。

  • 釈尊が説かれた仏教、根本仏教とか原始仏教とかいわれているが、その真髄を分かりやすく解説する。

  • ただイメージだけで仏教を捉えていたんだなぁと猛省。下巻へ!

  • 目から入る情報に大きく影響されることを釈迦は知っていたのだろうが、女と目を合わせないで生きるのはかなり難しい。
    糞尿と言われた娘が釈迦にいつまでも嫌がらせをしたというのが可笑しい。娘は怒り心頭だったのだろう。

  • ・12/12 読了.分かり易い.小乗仏教の何たるかを分かり易い例えで説明してて、さすがに若い筆者だけある.くどいという評価もあるみたいだけどそもそも仏教の教義そのものがこれぐらい何度も言葉に出してようやくなんとなく理解した気になるような内容なんだから、これでいいと思う.少なくとも俺みたいに飲み込みの遅い読者にはうってつけかと.

  • わかりやすい解説書です。涅槃ってなんだよ!という感じの、聞きかじって入るけど全然知らないことについての疑問が晴れました。 第五章「世界」を終わらせるということ かっこいいですね。
    仏教は多様な解釈を抱擁する文化圏らしいです。本書では、ブッタが直接といたと考えられる部分(≒上座部仏教?)に焦点をあてています。内容については、目次が参考になります -> http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062816311
    遺伝子や生まれの影響などの知見が明らかにされつつある今日、諸法無我っぽさの高まりを感じていて、仏教熱が個人的に高まってます(雑)。

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著者プロフィール

1979年、千葉県生まれ。著述・翻訳家。東京大学文学部思想文化学科卒業(哲学専攻)、同大学院人文社会系研究科博士課程満期退学(インド哲学・仏教学専攻)。2010年以降はミャンマーやタイに居住し、現地にてテーラワーダ(上座部)仏教の教理と実践を学ぶ。著書に『仏教思想のゼロポイント』(新潮社)、『講義ライブ だから仏教は面白い!』(講談社+α文庫)、訳書にウ・ジョーティカ『自由への旅』(新潮社)などがある。

「2018年 『感じて、ゆるす仏教』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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