COURRiER Japon (クーリエ ジャポン)2015年 03 月号
- 講談社 (2015年1月24日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910132230359
感想・レビュー・書評
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世界が誇る知的空間は、元司書として非常に興味があります。
そして各国の考え方に同調する事も、日本の会社での考え方が変わってると感じたり。
今回はなかなか面白く読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
異なる文化を持つ人たちとどう付き合っていくか、
その姿勢について書かれた一冊でした。
仕事上でヨーロッパの方と直接取引することが多いので、
うんうん、と頷きながら読んだ。
また、交渉とは"論理"ではなく"感情"に左右される、
は深く共感した。
交渉においては特に相手との長期的な関係を
求めることを優先で物事を進行するのが、
僕の傾向。相手の性格をもっと理解して、
これからも仕事を続けていきたい。
☆KEY POINT
・採るべきは「少しずつ多くを得ようとする」やりかた。=> get more 交渉
・交渉相手を職業や役割ではなく、「人」として尊重することこそ、物事を動かす第一歩
・共感する力こそが世界の人とつきあうには大事。 -
「人類皆兄弟」と言っていたCMが昔あった。そういう考え方もあるが、現実として60数億人もの人がいればそれぞれ価値観が違うのは当然だ。
今月号の特集は、海外で駐在員になっている方、留学している方、国内で外国人と接する機会のある方におすすめ。
中国人と仕事するに際しての注意が書かれている。それは、顧客リストに載っている情報がすべてとは限らないことだ。本当に重要な顧客は教えずに転職してしまうと同連絡を取っていいのか途方に暮れてしまう日本企業があると言う。しかも大手の商社がこのありさまと書かれている。会社のためなんていう発想を持ち合わせていない中国人相手だからなあ。進出している多くの日本企業は大丈夫なのだろうか。いいカモの集団になっていなければいいのだが。
世界に展開を勧めているユニクロだが、フランス人スタッフにとってかなり奇妙な世界ととらえている。なにがおかしいかというと、日本式の朝礼、「いらっしゃいませ」などの言葉を朗読、スタッフ同士のコミュニケーション、就業時間に関することなど。日本人だってみんなこんな環境で勤務してウキウキするとは限らない。モクモク羊だってこんなところで勤務したくない。
このように外国企業が本国のやり方をそのまま持ち込むと「摩擦」が生じると指摘している。「従業員の評価など、デリケートなことに関するルールは、拒否されることが多い」そうだ。先に上げたユニクロのやり方について「少しセクト的に感じられた」との感想が述べられている。
フランスに関して「愛は、突然、炎のごとく」とあるように「愛は交通事故のようなもの」とある。そうか、だからあの人(エリゼ宮で働いている一番偉い人)はスクーターに乗って会いに行ったのかフムフム。
「10ヵ国の思考パターンを図解!会議も交渉もこう話せばうまくいく」は、駐在員の方にはいい記事だと思う。あくまでも一般化したものなので個人によって違いはあるだろうが一つの基準として使える。
やる気と言えば、新年を迎えてもうすぐで1月ともおさらばだ。せっかく立てた新年の誓いがとお嘆きのあなたに朗報です。「フレッシュスタート効果」と呼ばれるものを使うとやる気を引き出すことができるとある。思わず「ホンマでっか!」と言いたくなるが、月初めなど何かの節目に目標を設定すると取り組みやすいとある。今からでも遅くないので仕切り直しで目標に向かってアタック!
日本人の人質で話題になっているイスラム国と称する頭のネジがとれたおかしな集団に関する記事がある。それは言われているほど余裕がなく、市民の不満が高まっているとある。訳の分からない理想とやらのために市民の生活は苦しくなっていく一方。誰かあの連中の頭の中に液体を注入してシャカシャカ頭をシェイクしたら、あら不思議、邪悪な思想が嫌いさっぱり無くなったなんて言うものを発明してくれないかな。
お金に困っている学生の方に朗報です。自分の体を売るとお金が入ってくるそうです。売るといっても「春を売る」仕事ではありません。自分の顔を広告スペースとして提供して、企業のロゴや社名を書いて一日中「歩く広告塔」になるというもの。実際にイギリスで5万ポンド(約900万円)の学費を1年で完済した人がいる。やってみたら何かいいことがあるかもしれない。 -
先が見えなくてもチャンスが来たら飛び込まなきゃ。
トップに立つ日とは苦しむことに慣れているのよ。
退屈しないために、進化しなきゃ。 -
2015/01/25 購入。今月は「こうすれば世界の人と上手につきあえる。」が特集。