ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 現在ローカル局で放送中(ぼくはネトフリで観た)のアニメ『ダンジョン飯』の原作コミック。アニメ化を記念して、期間限定で1・2巻無料だったので読んでみた。
    地下深くで赤龍に食われた妹を救出するため、再度旅立つ一行。だが金のない彼らは、迷宮内で食糧を自給自足することにした……。
    むか〜しのパソコンRPGを経験した人にはぜひ読んでほしい作品だった。フードの概念がない『Wizardry』ではなく、『Ultima』かな。いや、ダンジョン内で出会った魔物を食糧にするなら『Dungeon Master』か。
    スライム美味そう。

  • 話題のダンジョン飯読んでみた。
    ゲテモノグルメ漫画……?
    多分これからキャラたちが掘り下げられてって面白くなるのかな?という導入部な感じでした。
    画面はすごく丁寧で読みやすかったです。

  • 好きな九井さんの初長編作品。何とダンジョンものだけど、道中に魔物を食材にして食いつなぎ旅の話。なんと言うか、魔物皿のレシピも載ってたりで異質ファンタジィ。読んでて楽しさてんこ盛りの九井さんワールドです。でもなぜかお腹は空かないなぁ。

  • "「魔物も食べる とにかく食えそうなものはなんでも食う
    今までの冒険を思いかえしてみろ なんか結構うまそうなのがいたはずだ」
    「無理無理 絶対に無理!」
    「魔物を狩って食い扶持にしている人間は割といる」
    「地上に戻れない犯罪者とかの話でしょ!?
    そいつらだってしょっちゅう食中毒で搬送されてんじゃない!」
    「ファリンを助けるためならなんでもするって言っただろ」
    「魔物を食べるとは言ってない!!」"[p.17_19/195ページ]

    ダンジョンで食材を現地調達して飯を食う、ぐらいしか知らなかったけど、いざ読んでみれば妹が竜に食べられてるわ、パーティーは金欠だわ、主人公?のライオスが魔物おたくであることが判明するわで面白い。
    ライオス、妹のファリン、エルフで魔法使いのマルシル、ハーフフットで鍵師のチルチャック、ドワーフで料理人(???)のセンシ。
    生死の概念がまだうまく掴めない。消化されてなければ生き返らせることができるから、そこまで焦っていない、というか焦ってるシーンを1話以降にあまり見せてないのかな。
    九井さんの描くそこそこ真面目な顔で顔に似合わない事思ってるシーンがすごく好き。というか表情の描き方や語りに味があって好き。
    チルチャックの荷物をライオスが持ってたり、背中に大蝙蝠背負ってたり台詞に出してないけど絵で見せてる細やかさほんと良い。
    新聞紙やケーキプリン寿司が表現として出てきてるので、ダンジョン以外の地上の様子も気になるところ。
    ライオス横顔だと鎧で口元が見えないのすごく良いな……。

  • このマンガがすごい!にノミネートされてるらしいし。と、手に取ったダンジョン飯。あー。なるほど。そこそこ面白くはある。が、好みの問題かな。と思ったりもするわけで。ダンジョンで飯。はの着目点は面白かった。モンスターを現地調達して、調理する。は、おそらくダンジョン攻略する上で、食糧=荷物なわけでとか真面目に考えると理にはかなっている。パーティーの編成もおそらくセオリー通り。ひらたく言えば、げてもの食いっぽい印象と、RPGアレルギーな自分の問題なのかなと。面白くないわけではないっすよ。と。

  • 面白い。視点が素晴らしいですね(笑)。笑ってしまうところもあり、読んでいて楽しい。
    RPGと同じで、死んでも生き返らせる方法(呪文?)があったりとホノボノ系…で、モンスター飯。もっとリアルで危機迫る内容なのかなと想像していたので、個人的にはちょっとイメージが違った。
    例えば、美味しい時のキャラの反応だけでも十分伝わるのだけど、飯や調理の描画がもっとそれっぽいとさらに没入したかも。その点においても、次巻以降が楽しみですね。

  • ダンジョンの魔物を使って料理をしていく漫画。


    水炊き
    人食い植物のタルト
    ローストバジリスク
    オムレツ
    かき揚げと天ぷら
    動く鎧のフルコース

  • 購入済み 読了

    漫画の存在自体をつい最近知ってきになったので電子書籍で買ってみた。
    想像していた「飯」ではないけれど食べたいと思う「飯」もないけど、気にはなる漫画。


  • かつて流行ったゲテモノ料理のTV番組を彷彿とさせる「存在は知ってるけどそれを食うとは…」を
    これまたレトロなRPGのファンタジー世界でシュールに描く傑作

    食材となる魔物は多種多様で、無機質なさまよう鎧系の魔物ですら
    生物的な解釈で食材に仕立てるなど独自解釈も秀逸
    ただ、表紙がやや地味で面白そう感が希薄でやや損してるかも。

    ドラゴンに食われた妹を助けに行くという当初の目的が、段々と食材探求の口実になりつつあるのが気がかり…

    妹は消化されずに無事なのだろうか

  • たしかにこれはまったく食欲をそそられませんでした。すごいな。

著者プロフィール

pixivやコミティアで活動し、2011年、短編集『竜の学校は山の上 九井諒子作品集』でデビュー。13年『ひきだしにテラリウム』で、第17回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞。14年より「ハルタ」にて連載開始した『ダンジョン飯』は、「2015年度コミックナタリー大賞」「このマンガがすごい!2016」オトコ編、「THE BEST MANGA 2016 このマンガを読め!」「全国書店員が選んだマンガランキング2016」と数々の賞で1位を獲得した。

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