Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2015年 03月号 [雑誌]

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  • / ISBN・EAN: 4910059690359

感想・レビュー・書評

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  • タイトルの意味を勘違い。レイアウトなどを中心として、それによっておこる生産性向上などを議論するのね。面白いけど、今は使えない。

  • 読書メモ
    ①オフィス改革を成功させる三つのポイント
    ・人の習慣、慣性を踏まえる
    ・オフィス改革を参加型デザインにする
    ・意図的、継続的に仕掛ける

    メモ:HITACHI ハピネスメーター

  •  オフィスの生産性。
     仕事場の価値は多様な出会いにある。ロビーも珈琲メーカーも出会いの場に使える。オフィス改革はコミュニケーション改革である。業務支援、内省支援、精神支援という職場のサポートを先輩や同期、部下から受けることができる。
     ガラス張りのオフィスはどうだろう。オフィスに透明性が必要なのか。本誌では、透明性だけでなく、プライバシーも必要だという。最近の日系企業に多い、オープン型オフィスは完全に否定され、高い仕切りでプライバシーを確保したオフィスがアメリカではあたりまえに。集中できるスペースはプライバシーのあるスペースだからだ。
     さて、どうする日本のオフィス。。。

  • 人間いろいろ、業務も色々、なかなか「これが良い」というオフィス設計の解は無いんでしょうね。

  • 特集は「オフィスの生産性」。

    個人スペースと協働スペースの絶妙なバランスが重要。オフィスの空間デザインでは、いかにコミュニケーションを促進させるかが生産性向上のキーとなる。

    ”Our business goal is to achieve better understanding among men through better communications."

  • ■書名

    書名:Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2015年 03月号

    ■概要

    【特集】
    オフィスの生産性

    24
    オフィスはコミュニケーションの手段 仕事場の価値は多様な出会いにある
    ベン・ウェイバー ソシオメトリック・ソリューションズ 社長兼CEO
    ジェニファー・マグノルフィ R&Dコンサルタント
    グレッグ・リンゼー 『ファストカンパニー』誌 寄稿者

    40
    メンバーが支援し合う関係を醸成できるか オフィス改革とはコミ
    ュニケーション改革である
    中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター 准教授

    50 ウエアラブル・センサーで「ハピネス」は定量化できる 「デー
    タの見えざる手」がオフィスの生産性を高める
    矢野和男 日立製作所 中央研究所 主管研究長

    62 4つの境界線の活用方法 「ガラス張りの職場」に潜む罠
    イーサン・バーンスタイン ハーバード・ビジネス・スクール 助教授

    76 行きすぎた職場オープン化への警告 協働スペースと個人スペー
    スの絶妙なバランスとは
    クリスティン・コンドン スチールケース
    ドナ・フリン スチールケース
    メラニー・レッドマン スチールケース


    │HBR翻訳論文│
    10
    戦略 マーケティングが戦略になる時代 競争優位は「川下」でつく
    られる
    ニラジ・ダワル アイビー・ビジネス・スクール 教授

    92 営業 価格や性能は決め手にならない 法人営業で顧客に最後の
    最後で選ばれる方法
    ジェームズ C. アンダーソン ノースウェスタン大学 ケロッグ・ス
    クール・オブ・マネジメント 教授
    ジェームズ A. ナルス ウェイクフォレスト大学 教授 マルク・ウ
    ォータース カールスルーエ工科大学 教授

    102 リーダーシップ 目的を定め、成果につなげるプランの策定 優
    れたリーダーはストーリーのある目的を語る
    ニック・クレイグ オーセンティック・リーダーシップ・インステ
    ィテュート プレジデント
    スコット・スヌーク ハーバード・ビジネス・スクール 上級講師

    114 グローバル タタ・モーターズ、ノバルティスなどに学ぶ 新興
    国の農村部市場をいかに制するか
    マムタ・カプール アクセンチュア・ハイ・パフォーマンス研究所
    リサーチ・フェロー
    サンジェイ・ダワール アクセンチュア・ストラテジー マネージ
    ング・ディレクター
    ビニート R. アフジャー アクセンチュア・ストラテジー プリンシパル

    <Serial Article>
    124
    世界標準の経営理論 [第7回]情報の経済学
    「悪貨が良貨を駆逐する」のは、ビジネスの本質である
    入山章栄 早稲田大学ビジネススクール 准教授


    <Idea Watch>
    5
    「しなやかマインドセット」から組織がメリットを得るには 『ハ
    ーバード・ビジネス・レビュー』編

    88 国外企業の買収は国内事業のパフォーマンスを上げる
    ローレンス・キャプロン INSEAD教授
    オリビエ・ベルトラン スキーマ・ビジネス・スクール 准教授

    90
    リーダーに必要なのはフォーカスである
    レイモンド・エドウィン・メイバス・ジュニア アメリカ海軍 長官


    <Vision Statement>
    139
    CEOの報酬はなぜ高額なのか 『ハーバード・ビジネス・レビュー』編


    <前号を読んで>
    144
    できればもう少し早く翻訳を
    及川直彦 アプライド・プレディクティブ・テクノロジーズ(APT)シ
    ニアバイスプレジデント(日本代表)

    机上の経営論と現場の経営は別物
    迫 俊亮 ミニット・アジア・パシフィック 社長
    (From amazon)

    ■感想

    生産性とオフィス環境を交えて論じている論文が多いです。
    こういうのって、本当に時代背景に影響されるんだな~という印象
    です。
    そうでなければ、いつまでも生産性とオフィス環境について論じら
    れる事は無いと思います。
    だから、時代と企業風土、社員の質に合わないと上手くはいかない
    のだと感じます。
    つまり、確実な正解は無いから、必要に応じて臨機応変に変化して
    いく姿勢が無いとこういう論文は読んでも意味が無いのかな~と
    思います。

    実際、どの論文も似たような結論に到達している感じをを受けました。

    生産性と上げること=社員のハピネスを上げることには非常に共感
    がもてます。
    実際、データで裏付けしていますが、データが無くても、人間は機械
    でもないので、競争社会をいくら唱えても最終的にはそうなるよな~
    と思います。
    ぬるいとか甘いの次元の話ではなく、人間としてどう扱われたいか?
    というのを考えれば、無下に扱われたい、ソンザイに扱われたいと
    いう人はいないでしょう?
    また、勝者で無ければ立派に扱われる権利はない!というのも違う
    と思います。
    というか、敗者は勝者を立派には扱いませんしね。
    やはり、人間としてどう扱われ評価されたいのか?を考えれば、この
    結論にたどり着くのは必然かな~と思います。

    ■気になった点

    ・その会社が自社のどの活動を競争優位の源泉と考えているかは、
     各活動に対する保護の手厚さを観ればわかる。

    ・自分の欲しいものをしるのは、消費者の仕事ではない。

    ・成功した人が幸せになるのではなく、幸せな人が成功する

    ・メンタルヘルスの患者が多い会社は社員全体の収益性や生産性
     も低くなっている。

    ・日常から、個人は善行を上司や同僚に隠すのに、かなりの労力
     を使っている。なぜならば、「まともに理解してもらえない」
     と考えるからだ。

  • オフィスの生産性、ということで買ってみた。ワークスペースの設計、非公式コミュニケーション、ハピネス度(ビジネス顕微鏡)、と対面交流や身体性の重要性とその(組織レベルでの)定量分析の寄稿を並べた後に、「パーソナルスペース」の効果や重要性を主張する記事を載せる、という綺麗な構成で勉強になった。
    最後に載ってた入山先生の経営学基礎講座的な連載も情報の非対称性から来る、アドバース・セレクションの話でうっすらとオーバーラップしてるようで面白かった。

    次号はIoT特集らしい。面白そうやな。。

  • 最近のHBRのなかでは面白かった内容かと思いました。
    今回のテーマは「オフィスの生産性」
    よかった記事・論文は
    ①「ガラス張りの職場」に潜む罠 イーサン・バーンスタイン
    透明性をオフィスに求めるアンチテーゼ
    秘匿と生産性・創造性
    ②協働スペースと個人スペースの絶妙なバランスとは スチールケース
    プライバシーと生産性・創造性
    ③法人営業で顧客に最後の最後で選ばれる方法
     いかに正当化要因をみつけるのか
    ④世界標準の経営理論 今回は情報の経済学
     アドバーズセレクションについて
     悪貨が良貨を駆逐する。

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著者プロフィール

1913年(大正2年)、「経済雑誌ダイヤモンド」の創刊とともに誕生し、2013年(平成25年)には創業100周年を迎えた。「ダイヤモンドのように小さくともキラリと光る」が創業の精神。現在、「週刊ダイヤモンド」「ダイヤモンド・オンライン」などの各種メディアでタイムリーなビジネス情報をダイバーシティ社会に提供するとともに、ビジネス書から生活実用書、経済小説まで、幅広い出版物とメディアを世に送り出している。本書は、同社経営情報編集局・出版編集部で制作。

「2022年 『相続&事業承継で頼りになるプロフェッショナル 2022年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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