読書する女 HDリマスター版 [DVD]

監督 : ミシェル・ドヴィル 
出演 : ミュウ=ミュウ  マリア・カザレス  ピエール・デュクス 
  • オデッサ・エンタテインメント
2.65
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本棚登録 : 61
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571345432185

感想・レビュー・書評

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  • 「おフランス……」と呟いてしまう空気でした。
    モロな諸々もなんとなくお洒落になってしまって。人物もファッションも小物もお部屋の内装も調度品も街角も全部絵になる。

    人物像はともかく…マリーも倫理観謎だし、マリーを性的な世界観で朗読させようとしてくるお客さんたちもうーん、、、フランス。
    チョイスされる作品で気付きそうなものだけれど、どんな本でも朗読するのがプロなのですね。
    共産主義者なマダムも、蜘蛛とは?なメイドさんも。マダムのおかげで、ふわふわしてたお話がちょっとピリッと現実的になりました。

    下半身不随の青年と、その盲目の友人のシーンは好きでした。このふたりを主役にしたお話は既視感ありましたがそれでもなんだか良かったです。ふたりとも嬉しそうにしてたので。



    金髪ショートのミュウ・ミュウさんかわいいなぁ。この映画、彼女の魅力が8割みたいに思えました。

  •  少し前に原作小説を読んだのですが、映画版が気になって観てみました。
     原作では時制が同時進行だったけど、映画版では枠構造になっていた。
     あの原作をこんな風に脚色するとは抜群のセンスだし洒落ている。
     深刻ぶらずにいい意味での“軽み”を感じさせる。
     BGMも軽快。
     終わり方もいい。視聴者に向かっての語りかけ。二重の枠構造になっている。
     この映画を原作と比べてみるのは作劇術の勉強になると思います。
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180615/p1

  • 1988

  • 2022/3/18
    何故見ることになったのか、面白かったけど。

  • 読書を通して人と関わっていくストーリーは見てておもしろかったけれど、結局何を言いたいのか何を表現したかったのかいまいち掴めなかった。
    実際は、今まで紹介したお話は本のなかの出来事で、現実のことはこれから始まりますよというような最後で終わるんだけど、別にそれに驚くこともなく。だろうね、という感想。現実のことなのか、本のなかのことなのか、分からなくなることは何度かあったけど、最初に彼氏に本を読み聞かせるシーンから始まったことを考えると、ずっと本のなかの話だけが進んでると考えるのが適当だった。社会的な描写もあったし、歴史を少し知っていないとわからない。
    主人公の服装や、依頼主の女の子と、そのお母さんの服装、髪型が可愛かった。

  • タイトルが気になって図書館で借りてみた。

    フランス映画ってそんなに観たことないのですが、「アメリ」が生み出された土壌みたいなものを感じました。

    とらえどころのないこういう話はけっこう好きです。

  • なんとなく観ていたのでコンスタンスと彼女が読む本の中の主人公マリーが別人だと気付かず・・・そういう虚構と現実の境界が曖昧になる演出なんだけどその演出じたいに気付かないのは論外だなと反省。
    部屋の内装や服装等とにかくお洒落。主人公役のミュウ・ミュウも年齢より少女っぽい雰囲気で愛らしいし、エロチックなシーンが多いけれどベタベタしたいやらしさがない。ちょっとわかりにくい所もあるけれど本の読み聞かせを通じた他人との関わりのエピソードがいくつか連なったストーリーで難解というほどではない。(文化的な背景とかはその国に詳しくないと理解するのは無理だし)
    映画の中に出てくる本に興味は持ったけれどそれ以外にはお洒落感が鼻につく(ひねくれた評価だけど自分には合わなかったということです)、ミュウ・ミュウの可愛さしか残らない映画でした。

  • なんか、道徳とか生産性じゃなくて、好きに生きてればいいかなーって思った。多分マリーと私はとても似ている。

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