Intertwingled: 錯綜する世界/情報がすべてを変える [Kindle]

制作 : 大林 寛 
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感想・レビュー・書評

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  • 情報のつながりをどう体系化するか、という分野で、図書館学を修めている著者が情報アーキテクトについて書いた本。
    多分日本の企業でも学問の世界でも、こういう分野をしっかり考えて何らかの理論を持っているところは少ないと思います。海外は知りませんが。
    今後ブッグデータと言われるような、どんどん情報量が増えてく時代に、いかに情報へのアクセシビリティを持っておくかはすごく重要で、そういうのを考えるヒントになるな、と思いました。

    今までは結構差があった、技術を生み出す人と、それを管理する人の重要性はこれからだんだん等価になっていって、きちんと筋が通っていて、かつ可変性がある情報・技術管理を構築する人の価値は上がっていくんでしょう。今現在はそれを評価する手法が乏しいですけど、そこも含めて自分の組織でもいろいろ組み替えていけないのかなーと考えるきっかけになりました。
    話としては飛び飛びな部分もあり、わかりやすさも「コンサルっぽい」本に慣れてないとしんどいかも、ですが。

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著者プロフィール

ピーター・モービル|Peter Morville
情報アーキテクチャの開拓者の1人。1994年からさまざまな人や組織に助言を行い、AT&Tやシスコ、ハーバード大学、IBM、議会図書館、メイシーズ、マイクロソフト、タフツ大学、国立がん研究所、ボーダフォンなどをクライアントに持ってきた。著書に『情報アーキテクチャ 第4版』(岡真由美訳、オライリー・ジャパン、2016年)、『アンビエント・ファインダビリティ』(浅野紀予訳、オライリー・ジャパン、2006年)、『Search Patterns』、『Intertwingled: 錯綜する世界/情報がすべてを変える』(浅野紀予訳、Amazon Services International, Inc.、2015年)。北米や南米、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアでシンポジウムや会議の基調講演を行い、ワークショップを開いている。『エコノミスト』誌や『ウォールストリート・ジャーナル』誌に寄稿し、公共ラジオ「NPR」にも登場。ミシガン州アナーバーで妻と2人の娘、そしてノウジーという名の賢くもいたずら好きな犬と一緒にプランを練っている。

「2018年 『UX・情報設計から学ぶ計画づくりの道しるべ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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