Intertwingled: 錯綜する世界/情報がすべてを変える [Kindle]
- Semantic Studios (2015年1月30日発売)
本棚登録 : 16人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (227ページ)
感想・レビュー・書評
-
情報のつながりをどう体系化するか、という分野で、図書館学を修めている著者が情報アーキテクトについて書いた本。
多分日本の企業でも学問の世界でも、こういう分野をしっかり考えて何らかの理論を持っているところは少ないと思います。海外は知りませんが。
今後ブッグデータと言われるような、どんどん情報量が増えてく時代に、いかに情報へのアクセシビリティを持っておくかはすごく重要で、そういうのを考えるヒントになるな、と思いました。
今までは結構差があった、技術を生み出す人と、それを管理する人の重要性はこれからだんだん等価になっていって、きちんと筋が通っていて、かつ可変性がある情報・技術管理を構築する人の価値は上がっていくんでしょう。今現在はそれを評価する手法が乏しいですけど、そこも含めて自分の組織でもいろいろ組み替えていけないのかなーと考えるきっかけになりました。
話としては飛び飛びな部分もあり、わかりやすさも「コンサルっぽい」本に慣れてないとしんどいかも、ですが。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示