本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (201ページ)
感想・レビュー・書評
-
川田『火ノ丸相撲』(集英社)は高校相撲漫画。主人公・潮火ノ丸は、体は小さいが、横綱を目指す。相撲が単なる体重勝負ではないことを示す作品である。週刊少年ジャンプ連載作品。
それにしても火ノ丸は何故、弱小相撲部の大太刀高校に入学したのだろうか。弱小相撲部から這い上がる方が物語的には面白いが、横綱を目指す人の進路ではない。実力だけはあるが、相撲に無知な人物ならば兎も角、小学生相撲では鬼丸と呼ばれる次世代の横綱候補であった。体格のハンデを克服したならば、もっと売り込めるのではないか。
本作品の力士は肥満体というよりも縦に長い外見である。漫画作品ならではのイケメン補正だろうか。一方で萌え要素は乏しい。一番の主要女性キャラは五條礼奈である。ミス大太刀高校であり、ヒロインの資格は十分にある。しかし、相撲の試合を見る時の表情は険しく、ヒロインという感じではない。萌え要素の乏しい純粋なバトル漫画である。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示