少年アリス (河出文庫) [Kindle]

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  • 河出書房新社
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感想・レビュー・書評

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  • 長野まゆみの本をほとんど処分して、電子書籍で買いなおしたので再読。

    少年性を色濃く持って、瑞々しく硬質な世界観の作家さんとして、俺は長野まゆみと稲垣足穂を挙げたいんやけど。殊に初期の長野まゆみは、その透明感において圧倒的なんよな。

    青と夏の似合う、おとぎ話。
    ものすごく遠い話のような気もするけれど、穢れのない現代の少年の物語のような気ぃもする。

    処女作の『少年アリス』は一番好きな話なんよな。
    上質なファンタジーを読みたい人、是非読んで見てや。

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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