いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(2) (モーニングコミックス) [Kindle]

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  • 作者の竜田氏は、福島第一原子力発電所の下請け会社で働いている。
    会社の寮に住んでいるのだけど、平屋の一軒家に男10人ぐらいを押し込めての悪環境。
    これではプライバシーもなく、防犯上よくないので、同僚と3人でアパートを借りようと部屋を探すが、どこへ行っても"いちえふ"作業員は断られてしまう。

    見かねた地元出身の同僚の奥さんが、世話を焼いてくれたおかげで解決することができたのだけど、その奥さんの想いが嬉しい。

    『せっかく遠くから来てくれた人達に、嫌な思いをさせて帰すわけにはいかない。』とか、
    『福島の人間は不人情だなんて、思われたくない。』と、県外から来た"いちえふ"作業員に心を寄せてくれているのだ。

    竜田氏もプライベートは、いわきのライブバーで歌ったり(ギターでド演歌)、仮設住宅へ慰問したりとフクシマの人達と交流して楽しんでいる。
    作業員として働くことと、流しとして仮設で歌うことは、同じ重さを占める悲願だったそうだ。

    まだまだ被災地の人達は、辛い日々を送っている実情を知った。

    2020年東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーのルートを"いちえふ"近くの国道6号線にしたらどうかとの提案があるらしい。
    フクシマを盛り上げてもらいたい。

  • 福島原発で実際に作業員として従事する著者による労働記のマンガ第2巻。首都圏に住んでいた著者が自分から志願して福島で解体作業し、内容の多くは日々の淡々とした作業のことで、何が見せ場ってわけでもないですが、報道されていることや噂ばなしと現実の違いを分かってほしいという気持ちから筆をとったことが伝わってきます。なのでドラマ風でないところが逆に嘘くさくなくて評価されているのだと思います。

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