新・人間革命17 [Kindle]

  • 聖教新聞社 (2015年2月27日発売)
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  • 「本陣」「希望」「民衆城」「「緑野」の4つの章から構成されており、1973年(S48年)の広布の進展の様子が描かれている。

    正本堂が完成し、いよいよ「広布第二章」の幕が切って落とされた。「広布第二章」を「仏法を基調とした本格的な社会建設の開幕、新しき開拓」と本書では定義づけている。

    山本伸一の師である戸田城聖は、45歳の時に仏法に生涯を捧げることを決意し、「彼(孔子)に遅るること五年にして惑わず、彼に先立つこと五年にして天命を知りたり」と叫んだ。師が立ち上がったのと同じ年齢に至り、伸一もまた強い決意で広布を推進していく。

    最大のテーマを「本陣・東京の再構築」とし、新宿、練馬、中野、港、世田谷、千代田、杉並、目黒、そして第二東京と、まさに分刻み、秒刻みの闘いを展開する伸一の激闘の姿が描かれている。

    広布の拡大(大きな遠心力)のためには、師弟の道(強い求心力)が必要であるとの重要に指導が後継の青年部に対し為されている。

    「希望」の章では、創価女子中学高等学校の設立当初の模様が描かれている。

    マハトマ・ガンジーの「未来は今我々が何を為すかにかかっている」という言葉が引用され、「自分を犠牲にする決意なくして、人間を後継の人材に育むことなどできない」という伸一の思いが綴られているように、まさに21世紀の人材づくりは、この時の山本伸一の激闘により進められていた。

    「民衆城」でも、寸暇を惜しんで激励に走る山本伸一の姿が描かれている。権力の魔性との闘いの象徴である「大阪事件」。究極の師弟の様子が描かれている。

    荒川区、墨田区。大田区、豊島区の戦いが紹介されている。自身の壁(限界)を破る智慧、懸命な一念、祈り、行動に移す勇気についてふれられている。

    「緑野」の章では、次なる展開、各方面、各県の強化の模様が描かれている。福井県がもつ国土としての宿命の転換を繰り返し推し進める様子、岐阜県の新聞支局でメンバーを励ます師の姿は印象的だ。群馬、茨城、北海道と手作りの組織強化が進められていく。

    「未来は未来にあるのではない。今、この時からしか未来は生まれないのです。将来、何かを成し遂げたいなら、今やらねばならないのです」というワンガリー・マータイ氏の言葉で本巻は締めくくられている。

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著者プロフィール

池田大作(いけだ・だいさく) 1928年、東京都生まれ。創価学会名誉会長/創価学会インタナショナル(SGI)会長。創価大学、アメリカ創価大学、創価学園、民主音楽協会、東京富士美術館、東洋哲学研究所、戸田記念国際平和研究所、池田国際対話センターなどを創立。『人間革命』(全12巻)、『新・人間革命』(全30巻)など著書多数。世界の識者と対話を重ね、『二十一世紀への対話』(A.J.トインビー)、『二十世紀の精神の教訓』(M.S.ゴルバチョフ)、『地球平和への探究』(J.ロートブラット)など多くの対談集を刊行。

「2023年 『完本 若き日の読書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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