パーソナルデータの衝撃 [Kindle]

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  • ダイヤモンド社
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  • 無料のサービスを使っているうちは、そのユーザは商品である。すなわち、ユーザのパーソナルデータを収集されている。この考え方に気付かされる。また、有料でパーソナルデータを個人が売り出すことにより、無料で勝手に企業がパーソナルデータを収集していることの批判をするといった考え方も非常に勉強になった。企業にパーソナルデータを無償で搾取されるのではなく、ユーザがどこに提供するのかを決める世界を実現する必要がある。個人的には、遺伝子情報を提供することに関しては、就職、保険だけでなく、末代にも影響を与えることになることから、便利になる可能性を秘めているものの慎重にならざるをえないとかんがえる。

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著者プロフィール

城田 真琴(シロタ マコト)
野村総合研究所 DX基盤事業本部 兼 デジタル社会研究室 プリンシパル・アナリスト
2001 年に野村総合研究所にキャリア入社後、一貫して先端 IT が企業・社会に与えるインパクトを調査・研究している。総務省「スマート・クラウド研究会」技術WG委員、経済産業省「IT 融合フォーラム」パーソナルデータ WG 委員、経産省・厚労省・文科省「IT人材需給調査」有識者委員会メンバーなどを歴任。NHK Eテレ「ITホワイトボックス」、BSテレ東「日経プラス10」などTV出演も多数。著書に『FinTech の衝撃』『クラウドの衝撃』『ビッグデータの衝撃』『エンベデッド・ファイナンスの衝撃』 (いずれも東洋経済新報社)、『パーソナルデータの衝撃』(ダイヤモンド社)、『デス・バイ・アマゾン』(日本経済新聞出版社)などがある。

「2023年 『決定版Web3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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