天才スピヴェット コレクターズ・エディション(2枚組) 【初回限定生産】アウタースリーブ付 [DVD]

監督 : ジャン=ピエール・ジュネ 
出演 : ヘレナ・ボナム=カーター  ジュディ・デイヴィス  カラム・キース・レ二―  カイル・キャトレット  ニーアム・ウィルソン 
  • ギャガ (2015年6月2日発売)
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レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4589921400893

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  • THE YOUNG AND PRODIGIOUS T.S. SPIVET
    2013年 フランス+カナダ 105分
    監督:ジャン=ピエール・ジュネ
    出演:カイル・キャトレット/ヘレナ・ボナム=カーター/ジュディ・ディヴィス
    http://spivet.gaga.ne.jp/

    モンタナの雄大な自然の中で、カウボーイに憧れてる時代錯誤なお父さん、昆虫博士のお母さん、ミスコン出場を夢見るお姉ちゃんと暮らす T.S.スピヴェット君(10歳)。彼は天才発明家なのだけれど、教師も家族もそれを理解しておらず、天才は評価されるどころか奇人変人的奇異な目で見られるだけ。彼とは正反対のヤンチャで明るい双子の弟レイトンは、カウボーイの父の愛情を一身に集めていたけれど、銃の暴発事故で死んでしまう。
    表向きは平穏な家族、けれどそれぞれが逃避していて隙間だらけ、誰も10歳の少年が抱え込んだ孤独や罪悪感に気づかない。そんなある日、スピヴェット少年の発明が権威ある科学賞を受賞、授賞式でスピーチをして欲しいというスミソニアン博物館からの電話が。10歳の天才少年は、家族に内緒で一人でワシントンDCに向けて旅立つ。

    ジャン=ピエール・ジュネ監督らしく、とにかく美術&映像が凝っていて可愛らしい。私が観たのは2Dだけどロードショーのときは3D上映だったみたいで、なるほど、3Dなら、あれやこれやが飛び出してきてもっと楽しかっただろうと想像できます(でも2Dでも十分楽しい)。子供はもれなく可愛いものだけれど、この天才少年スピヴェット君もとっても繊細でチャーミング。そして死んだ双子の弟が、ちょいちょい彼の前に姿を現すのが、幻覚であれなんであれ切ない。お姉ちゃんの脳内がポイズンベリー状態なのは笑ってしまった(笑)

    物語の大半は、中盤での列車に密航もとい無賃乗車したスピヴェット君の大陸横断ロードムービーで、ほのぼのあり、笑いあり、捕まりそうになるスリルあり、の冒険活劇。そしてなんとかワシントンに辿りつき才能を評価されることで、ずっと弟を溺愛していた父親との擦れ違いで自己否定的になっていたスピヴェット君は(言葉にはしなくとも弟じゃなく自分が死ねば良かったってきっと思ってただろうなあ・涙)、ようやく自分の存在価値を見出してハッピーエンドかと思いきや。今度は天才少年を恰好のPR材料として利用しようとするスミソニアンのおばさん、興味本位で騒ぎ立てるテレビなどの大人たちにまつりあげられて、どんどん疲弊していってしまう。

    最後に彼を救済するのが家族愛なところがベタだけど良かった。だって子供だもの。たとえ天才少年といえども家族に愛されて生きていくのが一番幸せに決まっている。多少ご都合主義な側面もあるけれど、よくできたファンタジー、そして何よりハッピーエンドの後味の良さがいいです。

  • モンタナの片田舎で、広大な牧場を営む一家に生まれた10歳の天才少年T・C・スピヴェット。
    彼のところにスミソニアン博物館から栄えあるベアード賞受賞の知らせが届きます。
    弟のレイトンが銃の事故で亡くなって以来、家族は悲嘆にくれたままですっかり居場所がないと感じていたスピヴェットは一度は受賞式への招待を辞退します。
    スミソニアン学術協会から表彰された10歳の天才少年が受賞式へ出席するために家を飛び出してたった
    一人で貨物列車で米国横断の旅をする大冒険を描いた作品です。
    道中で出会う人々の交流が温かく、細部まで凝った映像は美しかったです。
    「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督作品で
    見応えのある内容の映画でした。

  • 最初から最後までずっと楽しい。大人も子供も、出てくる人物がどれもユニークで、(嫌味なのもいるけれど)愛すべきキャラクターばかりである。人も動物も機械などの無機物でさえも、魅力的に見せる映画づくりに脱帽する。

  • モンタナのド田舎で、昆虫学者の母、100年遅れてきたカウボーイの父、女優をめざす姉とともに暮らす10歳の少年スピヴェット。ちっちゃいカウボーイだった弟の死に深く動揺し、居場所を失ったと感じていた彼は、スミソニアンの講演に招かれたことをきっかけに、単身、列車で大陸を横断する冒険の旅に出ます。
    CG技術を上手く生かして、早熟ではあってもやっぱり幼い子どもである少年の心に映る幻想と冒険をファンタジックに見せてくれる演出は、前作と同様のすばらしさ。今回はさらに、弟の悲劇的な死という要素が影を落とすなかで、悲しみを語らずそれぞれに閉じこもる両親や、小鳥を抱きかかえてくれる木の話をしてくれるホーボーの老人、イラク帰りの帰還兵など、彼が接触する大人たちの世界と触れ合わせることで、ファンタスティックでありながらも魅力的な陰影に富んだお話になっています。
    お母さんを演じるヘレナ・ボナム・カーターがやっぱり素敵。女の子が逆上がりをしながら列車に乗って遠ざかるスピヴェットを見送るシーンなんかも、とても印象的でいいですよね。

  • 松の葉では細くて、スズメは寒さをしのぐ事はできないかもしれない、しかし松の木の優しい気持ちにスズメは救われた。 物事の真理を見通してしまう天才スピヴェットの気持ちは、凡人には理解することができない、でも人は『守られている』結果ではなく『守ろう』とする『人の気持ち』にこそ『救われる』のだ。 辛い現実の淵にいたスピヴェットを救った『優しさ』は、元々両親が持っていたものだった、旅を通して少年が『愛されていた』という事実に気付く、素晴らしい成長と家族愛の物語でした。

    家庭を持つ父親として『お前では家族の全てを守り、支える事はできないかもしれない、だからと言ってそれを諦めてはいけない、スズメを寒さから守ろうとした松の木のように‥ お前は家族の松の木になれているのか?!』 そう問いかけられているような気がする映画でした。

    【2014年私的映画ランキング第6位】

  • 天才スピヴェットワシントンD.C.へ!

  • ヘレナ・ボナム・カーター、貫禄出たなぁ。。

  • 良くも悪くもオシャレ雰囲気映画

  • ジャン=ピエール・ジュネといえば「エイリアン4」のイメージが強いですが(自分だけ?)、これは「アメリ」に通ずる世界観の映画でした。

    早熟な天才少年のロードムービー。とりとめがないというか、カタルシスに乏しいなぁという印象です。主人公がなんで天才なのか、なんで永久機関が発明できたのかという説明が全然ないのはいいとしても、弟が死んだトラウマとどんな関係があるのか、よく意味がわかんなかったです。

  • ★3・5
     さすが、オシャレでした。

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