呪われたジェシカ [DVD]

監督 : ジョン・ハンコック 
出演 : ゾーラ・ランパート  バートン・ヘイマン  ケヴィン・オコナー 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113833028

感想・レビュー・書評

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  • Let's Scare Jessica to Death 怖がらせようよ、ジェシカを、死ぬほどね、という悪趣味な原題。
    NYで精神を患い病院を退院して田舎暮らしを、というジェシカ、恋人、その友人。
    曰く有りの屋敷を買い取ったが、引っ越してみると、ひとりのヒッピー風の女がいた。
    仲良くなり、四人で生活を暮らし始めるが……。

    筋立てや舞台設定は大好物。
    ニューロティックホラーともいうべき、いやーな構図、音楽、SE、神経がすり減っていく。
    と思いきや、意外と吸血鬼ものとしてかっちり収めている。
    村全体が吸血鬼に……全員どこかに怪我をしている……という筋は、いかんせん安っぽい演出にならざるを得ない。
    しかしその安っぽさが逆に、狂っているのは私の頭なのか、狂った町で私がひとりぼっちになっているのか、混乱を招く。

    「ローズマリーの赤ちゃん」「回転」を連想。

  • しつこいくらいの道具立てで雰囲気はいい。(精神病、妄想か霊的なものかわからない頭の中の声、霊柩車、排他的な田舎、曰く付きの家、謎の女性、謎の少女etc.)
    しかし怖くはない。妄想か現実か二通りの解釈ができるが悪い意味で『昔の映画』。すでに新鮮味はない。吸血鬼が牙ではなくナイフで傷つけて血を吸うのは珍しいけれど(そこがひょっとしたら妄想かと思わせるポイントだといわれれば「そうか」と思わないでもない)
    刺激に慣れすぎてると観てるうちにだんだんダレてきてしまう映画でした。

  • 71年。一部ではカルト的な人気のホラー作品らしい。さすがに古臭くて昨今のホラーと同列で評価できるもんではない。

  • そもそも精神病院を退院したばかりの女性の療養のために、安いからといって霊柩車の中古に乗って旅に出て、旅の途中では墓の拓本を取っていき、そして目的地はかつて不慮の事故が起きて少女が死に、それがヴァンパイアになったという伝説がある廃屋、というのがそもそも大間違いですよね。
    まあ、それはさておき、どこまでが主人公ジェシカの妄想なのか、そしてどこまでが真実なのかは観客にもけっして明かされることなく終わるのですが、その真相は・・・うーん、あまりにも伏線が未回収なまま終わるので推測すらできないっすよ^^;
    でも、最後までとってもいい感じで進むホラー。むしろ謎解きをせずに放り出したのは正解だったかも。

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