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- / ISBN・EAN: 4988111248183
感想・レビュー・書評
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1993年初夏、ウエスト・メンフィスで児童の猟奇殺人事件が発生。
殺された少年たちは手足を靴紐で縛られ、体には人間の所業とは思えない暴行の痕があった。戦慄した地元住人らはパニックに陥り、全米のメディアは小さな田舎町に押し寄せた。
報道が過熱するなか、警察は16~18歳の若者3人を犯人と断定、逮捕した。
未成年者の逮捕に激震が広がる中、事件の成り行きに不自然さを覚えた私立探偵のロン・ラックス(コリン・ファース)は独自で調査を開始する。
一方、被害者の母親のひとり、パムも裁判を通して浮上したさまざまな矛盾に動揺し、人知れず苦悩を深めていた・・・。
1993年に起きた「ウェスト・メンフィス3」事件とその裁判を元にしたサスペンス映画。
警察の初動捜査の遅れとよそ者でブラックメタルが好きな人に対しての偏見による見込み捜査、長時間の尋問で引き出した証言そしてあいまいな証拠と悪魔崇拝者が暗躍しているという根拠のないデマが容疑者を有罪にした。現代の魔女狩りについての傑作サスペンス映画。 -
実話に基づいた作品。
未解決な為、後味悪く鑑賞後嫌な気分になる。
真犯人は別にいる感じなのに偏見で少年達を冤罪にしてしまうのが怖かったです。 -
僕には同やら好きになるとその役者さんの作品をすべて集めたくなる習性がある。これは親父の収集癖を受け継いだような気がします。来年は還暦を迎えるコリン・ファースを知ったのは2003年の「ラブ・アクチュアリー」なのですが、その前に「イングリッシュペイシェント」を観ているのですが、気にも留めなかったんですよね。
そして気が付くと20本を超えていた。
「デビルズ・ノット」
https://www.youtube.com/watch?v=wa1A5W-ZhWA
1993年にアメリカで起きた人を基に描かれたノンフィクション作品。3人の児童が殺された事件の犯人として3人の青年?少年が起訴され、投獄されるまでを描いているのだが、これだけを観ているといまだ未解決事件と言える。
悪魔崇拝で盛り上がった地元住民も彼らの罪が有罪に傾くどこか疑問を感じ始めていく。というか正義のために戦うコリン・ファースと弁護団以外の人が正常と思えない心理にいたのかもしれない。悪魔と言う言葉の響きは人さえも自由に操れるのか? -
本日、コリン・ファース2連続。
冤罪だとしたら、
相当ひどい判決だけれども、
どちらにしても集団心理の恐怖ったらないし、
人間の思い込みや記憶の作り変え、
真犯人がいるとしたならその人物の内界の、
いずれもが恐ろしすぎる。 -
子どもが殺されヘビメタ好きな青年達が容疑者として逮捕される。彼らは悪魔崇拝者とみなされるが、捜査を不審に思った探偵は調査を開始する。
アーカンソーで実際に起きた事件を映画化。
実話としての怖さが光る作品。
明らかに証拠がおかしいのに先入観から裁判がひっくり返らない。それが最後まで続くのだから怖い。 -
実話に基づいた冤罪事件に付き合わされるので、最後まで気は晴れません。冤罪と言っても、警察のでっち上げです。辻褄が合わないのに、陪審員は十代の若者に死刑や終身刑を決定します。大衆はハナから真実の行方ではなく、死刑の宣告を急かします。監督が見せたかったのは、果たして人間は人間を正しく裁けるのか?というテーマでしょう。
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実話のようです。
なんだか誰がどの証言をした人か混乱しましたが・・・作品としては見ごたえがありました。