恋するインテリジェンス

アーティスト : イメージ・アルバム  間島淳司  川原慶久  鳥海浩輔  森川智之  間宮康弘 
  • Atis collection
3.46
  • (2)
  • (5)
  • (3)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 35
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4560223561611

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 原作未読。
    設定が妙に現実感のある架空の世界という印象を持ちました。
    そのせいでどちらかに割り切ることができず、現実にしては不思議な感じというか…。
    マンガが原作ということもあるのか、置かれている状況もよくわからないシーンもありました。

    眞御ちゃん(間島さん)は原作既読の方からするとイメージがかなり違うようですが、あまり違和感はありませんでした。
    針生(川原さん)のセリフにある無垢という点では間島さんのクリーンな声と合っていたと思います。
    川原さんの眞御ちゃん呼びはセクシーで優しげな中に欲が見え、本当に眞御ちゃんのこと好きなのねと思える色っぽいトーンでした。
    このふたり、息がピッタリで声の相性もよかったです!

    声の相性がよかったこともあり、日常パートを増やしてもう少しふたりの関係性や設定を聴き手に理解させる時間をかけてよかったと思います。
    尺の都合もあると思いますが針生×眞御はほぼラブシーンだったので、何かにかこつけてヤってるだけという印象が強かったです。

    ラブシーンはなかなかの濃密さです。
    激しいけど切なげ、終始針生に翻弄されっぱなしな眞御ちゃん。
    ここまで激しい間島さんの受けは聴いたことなかったのでいいものを聴くことができました。

    もう1組の土門(森川さん)×志山(鳥海さん)
    志山の上司にあたる差形(千葉一伸さん)も加わって日常パートは会話のテンポもよく、楽しく聴けました。
    ラブシーンでクサいセリフの応酬もサラッと聴かせる森川さんはさすがです…。

    構成や演出しだいではもっといい方向に持っていけた気がします。
    シリアス寄りの雰囲気に持っていこうとした結果、中途半端になった印象です。
    2組を入れるくらいなら針生×眞御にしぼってもっと原作の要素を入れ込んだほうがよかったのでは…。
    あとBGMやSEももう少しどうにかならないものかと思いました。
    ラブシーンのドッタンバッタンしているSEはちょっといただけないです…。

    濃いめのラブシーンを聴きたいときにはいいかもしれません。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×