百年法 上 (角川文庫) [Kindle]

  • KADOKAWA (2015年3月25日発売)
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みんなの感想まとめ

人間が老化しなくなった世界を舞台にしたこの作品は、法律の変化がもたらす影響や、終わりが見えることの意味について深く考えさせられます。登場人物たちの青臭さが独特の魅力を放ち、読者を引き込む要素となってい...

感想・レビュー・書評

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  • 図書館員おすすめ本のなかにあった。
    こんな法律ができたら? それでも処置は受けないなぁ。
    終わりが見えるってどうなんだろう? 終わりがわからないから頑張れるような気もするんだけどな。

  • 人間が老化しなくなった世界のお話。

    この著者の作品に出てくる男共はどこか青臭さを抱えている。
    でもそれが癖になる。

  • kindle unlimitedにて。
    上下巻で約900ページ(kindleのページ数)の長さに中々読み始める決意が固まらなかったが、もっと早く読めばよかったと思えるほどおもしろかった。長さはあるがテンポよくサクサク読了。
    最初の登場人物紹介の多さに、誰が誰かわからなくなる不安を感じたが、キャラがちゃんと立っているからか問題なかった。
    各人の視点で物語は進む。百年法を基軸に、人間にとって死とは何か?がテーマかと。
    SFとして、現在の日本の状況からかけ離れた設定なのに、個人的にはそこに出てくる心情とか情景とか生活がものすごくリアル、というか身近に感じられた。
    当然下巻に突入。著者の他作品も触れる所存。

  • ここ5年間で2回読み始めて、途中でやめた本です。家を整理するのに本を読んで捨てるということを自分に課しているため、再び挑戦。テーマ自体はとても興味深く面白いのですが、登場人物が多すぎてざざーっと読みたいわたしには不向きなのかな。でも2回やめたのはなぜだろう。早く次を読みたい!とはやる気持ちはないですが、退屈というわけではないです。そしてついに、上巻の最後の方で面白くなる兆しが。下巻に期待してます。

  • - 生と死は紙一重。
    - 人間は弱いからこそ進歩した。

  • 新宿紀伊国屋で文庫のポップに興味を引かれて3年、unlimitedで読了したことに感銘を受けてます。

  • 最初は面白かったのに、構成がギッコンバッタンする感じになり、読みにくい。

  • 友人に薦められて。

    壮大でありながらある種のリアリティがある大作。

    国民投票などは国家政策の視点と国民感情の動きなど、今の世の中を見る上でも非常に興味深い。

  • 構成がすごい。堅い文面で少し読みにくいところもあったけど、ぐいぐい引き込まれる。

    今の日本の政治家は、こんなふうに覚悟を決めて治世にあたっているのだろうか。

  • 「生存制限法」施行が間近に迫った架空の日本が舞台。
    国家と生命をテーマにしたSFポリティカルノベル。

    グリップとアイズをはじめとするウエアラブル技術や、未来の交通手段の詳細など、科学技術の描写が豊かでありながら、
    地方自治や行政組織、社会保障など、社会制度面の設定からも、未来感を読み取ることができる。
    そういった意味で、SF好きでも、政治小説好きでも楽しめる一冊。

    『虐殺器官』よりやや穏やかな世界観で、ミリタリーミッションは少なめ。
    政治家、官僚、警察官、技能労働者、学生、医師など、さまざまな人々が登場する。
    比較的短いシーンごとに、別々の登場人物へと切り替わる。話が進むにつれて、登場人物同士の関係が明かされて行くのが心地よい。
    人々の日常と、政治色の濃い世界とがともに盛り込まれている。

    (冒頭の記述から推測すると、現実世界とは戦後の時点で異なる設定。)

  • 敗戦後の架空日本が舞台。不老不死になる技術を手にした世界。これはディストピアものなのかとも思ったが、様々な問題を抱える閉塞した社会の印象は、今を風刺しているように感じる。ちりばめてあるエピソードのモデルになったのは、あの事件だろうかと思える。どんな結末に行き着くかは下巻へ。

  • 現代の日本への皮肉もいっぱいでとても面白かった。

  • クライマックスへ向けてあまり引き込まれなかった部分が残念。逆にもっと、心的な描写やらストーリー運びなど伸びる余地がある作家さんだと思う。

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著者プロフィール

1965年愛知県生まれ。筑波大学大学院農学研究科修士課程修了後、製薬会社で農薬の研究開発に従事した後、『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。2006年に『嫌われ松子の一生』が映画、ドラマ化される。2013年『百年法』で第66回日本推理作家協会賞を受賞。その他著作に『ジバク』『ギフテット』『代体』『人類滅亡小説』『存在しない時間の中で』など。

「2022年 『SIGNAL シグナル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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