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感想・レビュー・書評
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蜂須賀家政。秀吉のエリート黄母衣衆であり、川並衆の頭領である父・小六の背中を追いかけ、阿波一国を切り盛りしていく。実際に、阿波の古狸と言われたそうであるが、蜂須賀家政の痛快な生き方が描かれる。
やはり、簑輪先生の作品は面白い。裏切りませんね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんとも珍しい蜂須賀家政を主人公にした物語。
七将襲撃など関ヶ原あたりを読んでいるとちょくちょく出てくるので名前は知っているし、ハイライトのシーンもエピソードとしては知っているけど、この人自身を主人公としてみたことはなかった。蜂須賀小六のほうはたまにあるけどね。
しっかりとしているけど読みやすい文章で、読後感もよく、上手な書き手です。そう思ってたらすごい若い・・・ いや、今さら小説の作家が自分よりも若い(ずいぶん若い)ことに驚くトシじゃないけどさ。それにしてもまあ。 -
蜂須賀小六の嫡子家政の物語。狸と呼ばれた家政の権謀術数の数々がよく描かれていた。普通の大名とは違う個性的な大名ではあるが、父に勝るとも劣らない名君だったのだろう。
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