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- / ISBN・EAN: 4988013285286
感想・レビュー・書評
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1990年、シカゴで、サーカスに人生をささげてきたサーヒル(アーミル・カーン)の父は、銀行から融資を断られて失意のまま拳銃自殺する。時は流れ、シカゴでは大胆不敵な金庫破りが次々と発生。警察も市民も戦々恐々とする中、黒いバイクに乗った犯人は、曲芸のような走りであっという間に姿を消す
インドのムンバイ(旧、ボンベイ)で製作される映画のことをボリウッド映画と呼びますが、これがなかなか面白い!『きっと、うまくいく』を鑑賞したのをきっかけに、『PK』『ダンガル きっと、つよくなる』を観てますます好きになりました。
後半に彼が見せる超絶バイク捌きはカーチェイスなど比べものにならないほど巧み(どうやって撮影したかは知りませんが)。本作でも彼のぐりぐり目玉は健在でした。見得を切った歌舞伎のにらみを彷彿とさせます。
彼の出演作品にしては珍しく切ないラストでしたが、ボリウッド特有の醍醐味がありました。埃臭さを帯びた粗削りなパッションというか、東洋的な要素が詰まっています。 -
今のインドという国の右肩上がりのイケイケ感は「バーフバリ」でイヤというほどわかったのですが、その「過剰な勢い」を本作でも痛いほど感じますね。
邦題から想像するようなバカアクション映画かというとそうでもなく、死んだ父親の復讐という怨嗟だったり、サーカスという題材をうまく活用したケレン味たっぷりのトリックだったりと、多様なアイデアが詰め込まれています。
でも手放しで面白いのは前半までなんだよなぁ。主人公が○○だったというトリックはあまり関心しないですし、ストーリー展開自体が期待したものと違うのです。最初から主人公は有能感全開のスーパーマンに描かれており、危機に陥っても最後は一発逆転して敵の鼻をあかすと信じてたのになぁ。このアンチクライマックスはちょっと残念でした。 -
詰め込みすぎでツッコミどころは満載だけど、それ以上によくできてて楽しいインド映画が好き
シリーズ3作目だから制作費いっぱいあった感じする -
ストーリー
マジックとダンスを融合したゴージャスなショーを繰り広げて、シカゴ中を熱狂の渦に巻き込むサーカス団を率いる天才トリック・スター:サーヒル。
その裏の顔は、幼いときに父を破滅に追い込んだ銀行への復讐を誓い、犯行を重ねる腕利きの金庫破りだった!
ハイテクバイクを駆使して、あざ笑うかの様に鮮やかに逃走する手口に手を焼いた警察は、現場に残された手掛かりから犯人をインド系と特定。
本国から犯罪検挙率No.1の刑事ジャイとその相棒アリを投入する。
しかし、捜査を開始するジャイの前に現れたサーヒルは、人生を賭けたトリックを隠していた・・・
ハイウェイに、川に、空に、シカゴの街を縦横無尽に駆け巡る天才トリックスターVSインドNo.1刑事の知力と体力を尽くしたチェイスが、いま始まる! -
楽しくて美しい。
集団ダンスの所はどれも見応えたっぷりで目が離せなかった。 -
面白かったです。所々突っ込みたいところはありましたが、ストーリーも練ってあるし展開も悪くなかった。さすがボリウッドと思わせるダンスシーンも躍動感にあふれていて素晴らしかったです。
アーミルカーンは「きっとうまくいく」に比べてストイックな印象で、あの目力は強烈ですね。ちょっとクロックワークオレンジを思い起こさせるような目力と帽子でした。ちょっと狙ってたんですかねぇ(笑)
インドの映画ってイベントてんこ盛りなのに上手くまとめますね。その辺は感心してしまいます。でも最後のダムは頂けませんね。そもそもなぜあの場所に…(笑)
物凄く長時間に及ぶ作品でしたが面白くてあっという間でした。お勧めです。 -
シカゴの大インド・サーカスの座長サーヒルは特定の銀行を狙う強盗だった。
サーヒルは幼い頃に父がサーカスへの融資を断られ、自殺した復讐をしていたのだ。
インド系のメッセージを残して去る強盗を捕えるため、ムンバイ警察のジャイとアリが呼び寄せられるが・・・。
シリーズ3作目から日本公開のボリウッド映画。
今回、ジャイとアリが対決するのは「きっと、うまくいく」のアーミル・カーン!
サーヒルのバイクがバットモービル顔負けなくらい格好良いのだ。
日本版は短縮(それでも2時間半)されてるみたいなので、途中であれっ?!てな部分もありました。
セル版はオリジナル版なのかも。