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感想・レビュー・書評
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読んでいて色々と考えさせられる本だった。誰もが知っているSONYという会社の中に「リストラ部屋」があるとは。そこにいる社員には仕事が与えられず、次の仕事を見つけるために好きなことをするだけ。しかし、何回リストラを行っても業績は改善しない。会社で一番大事な人材を切りまくってきたSONYに未来はないのかもしれない。心の何処かでSONYの復活を期待していたが、この本に書かれているようなことが事実なら、SONYに期待するのを諦めるしかないだろう。
救いなのは、SONYを辞めた人たちが前向きで元気なことだ。収入は大幅に減ったが、家族との時間を持つことができ、明るく生きている姿が垣間見られる。大企業というブランドに惹かれて会社に入ることが幸せなのか、明日の収入も不確かな状態で生きていくのが幸せなのか。真剣に考えるきっかけになる本だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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