21世紀の資本 [Kindle]

制作 : 山形浩生  守岡桜  森本正史 
  • みすず書房
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  • これを読めば、なぜアダム・スミスの本は『国富論』と題されているか、カール・マルクスの『"資本"論』なのか、そして本書の題が『21世紀の資本』なのかが分かる。言い方を変えると、古典派は資本ストック、つまり国民所得の計算を土台にしたが、新古典派は産出フロー、つまりGDPを土台にした。ピケティはもう一度、資本に話を戻した。
    水の民営化は公的資産を見える化し、売却して、公的債務を返済してチャラにしようとする作戦。売却できれば公的資本の純資産はプラスマイナスゼロ。

  • 【富の格差の根底にあるもの】
    ●A.米国では1970 年代半ばから、トップ10%の労働所得が急増した。それは、超高額の報酬を得る「スーパー経営者」の出現によるもの。フランスでも同様に、低い経済成長が続く中、トップ層の所得が激増。この現象を正しく理解するには、国際的な視野が必要。
    ●B.「資本収益率( r )」が長期的に「経済成長率( g )」を大きく上回ると( r > g )、富の分配で格差が増大するリスクは高まる。こうした条件下では、相続財産が生涯の労働で得た富より圧倒的に大きなものとなる。
    ●C. 新しいグローバル経済は、莫大な格差をもたらした。一部の個人は、今や一国並みの富を持つ。この格差スパイラルを避けるための理想的な手法は、資本への世界的な累進課税。

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