本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (195ページ)
感想・レビュー・書評
-
ちょうど両統迭立の頃のお話。「とはずがたり」のコミック化作品である。
古典の方を読んだときは目を覆うようなドロドロした人間関係の中でもがく作者の前半生の刺激が強すぎて後半部分の出家後の印象が薄かったが、海野さんの優しい絵柄とさりげない説明のおかげで整理して読み通すことが出来た。
信仰への向き合い方を示した物語でもあったのか、と改めて思った。
それにしても、後深草院二条という女性は自身に厳しく強い人である。
この時代の貴族の一つの理想形ともいえる人物だったのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人物の見分けがつかない…
-
表紙のイラストは雰囲気がとても良かったのに、中身の人物描写が雑だったのが残念だ。
昼ドラのようなドロドロした人間関係が見え隠れしつつ、主人公の二条が優柔不断でフラフラする、私の苦手なタイプの物語だ。
父の遺言のうち、出家したら自由にしてよしというのは面白い考えだと思った。
全五巻と短く既に完結している話なので、機会があれば続きを読みたい。 -
ちょっとわかりにくいが、そのうちわかる。しかし、法皇?が頼りない。
全6件中 1 - 6件を表示