懲役339年(3) (裏少年サンデーコミックス) [Kindle]

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  • 6代目に仕立て上げられた少女のハローと法皇の少年が、あたかも自分の記憶かのように前世の記憶を語ることができている仕掛けが香による一種の幻覚効果なのだと分かる。

    それが法皇に効かなかったのが、子ども同士でキャンディーを食べたかったからという背景であるのが面白い。

    法皇の演説のところまで5代目ハローと反乱組織・メーゲンがやけに簡単に防護を突破していきなり出現できたな、とは感じるけれども、クライマックスに向けて盛り上がってきてるわ。

  • 教会の胡散臭さがMAXに。
    5代目ハローと6代目ハローが同時に存在する矛盾。
    転生前の記憶を持ち続けるという法王。
    そしてその法王にないはずの記憶を植え続ける教会。
    そしてその教会を裏から操ろうとしているオレンジマン。
    いやはや面白い。
    が、この面白さを続けていけるのだろうかという不安も感じられるな。
    なんというかこのまま教会対レジスタンスの話になってしまいそうな予感。
    もうちょっとこの気持ち悪い宗教と、それに振り回される人々の残酷で悲しい感じを続けて欲しい気がする。
    でも面白いです。ハイ。

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著者プロフィール

漫画家。第2回裏サンデー投稿トーナメントで優勝。
優勝作品『懲役339年』で連載デビュー。その他の作品に『劫火の教典』。
『代闘士ハイコの事件簿』で初の原作に挑む。

「2021年 『代闘士ハイコの事件簿(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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