僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと [Kindle]

著者 :
  • バジリコ
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感想・レビュー・書評

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  • 共感できる部分があまりに多く、既に何度繰り返し読んだかわからない。サラリーマン人生のバイブル的一冊。

  • ●使いにくいできる人、使いやすいできる人、使いにくい出来ない人、使いやすいできる人
    ●再読不要

  • 冒頭、会社の飲み会に行くくらいなら、家で本を読んでいたい…といったあたりのくだりで、引き込まれ、次第にこれって俺のことを書いているんじゃないかと、読んでるうちに胸が苦しくなってきた。
    もちろん、読み進めていくとこじつけなのでは?という箇所や著者と私の違い(家庭を犠牲にして仕事をこなす、クリエイティブな点では社内でも評価を得ている等々)はあるものの、心の隅で密かに抱えている「自分では仕事に真面目に向き合っていてそれなりの結果を出しているのに、周りからは評価されていない」という想いを抉りだし、これでもかと突きつけられたような気がする。
    まだ30代前半だが、逆にいうと今のうちにこそ、軽視しがちな会社とのつきあい方について、考えるべきかもしれない。

  • 中年の哀愁漂う自分語り、読んでいていたたまれない気持ちになるが、ここまで赤裸々なストーリーでかつ読み手にここまでのエールを送り届けられている本を私はあまり読んだことがない。
    これを読む人は恐らく、“なんてしがないタイトルなんだ、俺はこんなことにはならない(なりたくない)”と思っているに違いないのだが、読めば少なからず思い当たることがこの12のことに含まれる人は大勢いるだろうと思う。

    私個人的には、認めたくないくらいこの方の考え方と共通する部分があり、読み終えた今は戦々恐々の思いである笑。

    どこか斜に構えて、出世を口にすることをなんとなくカッコ悪いと思ってしまったり、会社に染まりたくないと思っていたり、上司をあまり尊敬しなかったり、社内の人間関係を煩わしく思ってしまったり、自分はデキていると思いあがってしまったり、時に上を突き上げるような言動をしてしまったり、体型建てての勉強ではなく色々な本を雑食的に読み漁って勉強した気になり、ゴルフを避けワインには興味を示さなかったり…
    こういうのは全部ダメよと書いてある。
    私は齢31にしてこの本に出会えて良かった。

    ◆読書メモ
    ・ユニークでありたいということと、皆に人気があるものに背を向けること、そのロスとゲインのバランスは冷静に考えてみるべき
    ・人は往々にして自分の成功体験にしがみつき、それに信念というラベルを貼る
    ・会社人生というゲームは長距離走、健康で長く戦い続けられる体力が必要

  • この年だと受け入れやすい。だがもっと若いときに読んでいたら素直に読めただろうか。

  • 会社という組織にいるという事がどういう事かを改めて考えさせられる書籍。最後の言葉に感動した。

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著者プロフィール

学習院大学理学部卒業後、茨城県入庁(行政事務)。在職中に筑波大学にて修士(環境科学)及び博士(ヒューマン・ケア科学)取得後、日本子ども家庭総合研究所にて一時保護等の研究をおこなう。子ども総研が事業仕分けにより廃止になったため大学へ転じ、現在は獨協大学国際教養学部教授(数理データサイエンス領域)。専門は政策評価、行政DX、こども論。

「2023年 『児童相談所一時保護所の子どもと支援【第2版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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